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テスラの蓄電池はデメリットが多い?テスラの特徴と他社製品との比較

2021.07.05 お役立ちコラム


テスラモーターズが発売している家庭用蓄電池「パワーウォール」は、2020年に設置開始できるようになってから注目を集めています。しかし、テスラの蓄電池はどのようなメリットやデメリットがあるのか気になるという方も多いのではないでしょうか。
そこで、テスラの蓄電池パワーウォールを導入するメリット、デメリットについて紹介します。

テスラの蓄電池「パワーウォール」のメリット

テスラの蓄電池のメリットや魅力を紹介します。

大容量の蓄電池

テスラ蓄電池パワーウォールの容量は13.5kwhと、大容量なことが特徴です。他のメーカーの場合は5.0kwhや7.8kwhのため、これまで一般的とされていた蓄電容量の2倍もの容量があります。電気を使う量が多い家庭に最適だといえるでしょう。

停電に備えられる

テスラの蓄電池パワーウォールは容量が大きく、停電にも備えられます。大容量のため、電力量が多い電化製品でも使用でき、停電が起こった際にも電化製品が使えないことで不便だと感じることはないでしょう。

太陽光発電システムと併用するのもおすすめ

テスラの蓄電地は、太陽光発電システムと組み合わせることによって、生活で使う電力を自家発電できることがメリットです。
テスラの蓄電池パワーウォールと太陽光発電システムと一緒に使用すれば、昼間は太陽光発電システムを使い、日が落ちた後や雨の日はテスラの蓄電池に溜まっている電気を使うことによって電気を自家消費できます。環境に優しい生活ができることも魅力だといえるでしょう。

壁面に設置できる

テスラの蓄電池パワーウォールは、屋内・屋外どちらでも導入することが可能で、壁にかけるか床に置くかも選べることが特徴です。
これまで発売されてきた蓄電池は重量があるため壁掛けでは設置できないことが一般的でしたが、テスラの蓄電池パワーウォールは他社製品と比較すると軽いため、壁掛けもできます。

テスラの蓄電池「パワーウォール」のデメリット

テスラの蓄電池には、メリットだけではなくデメリットもあります。
主なデメリットをチェックしておきましょう。

壁面に設置できない可能性がある

テスラの蓄電池は他社の蓄電池と比較して軽量化されていますが、重量は114kgあるため、木造の場合には壁掛けで設置できません。また、床置きする場合でも基礎工事をすることが推奨をされており、設置に手間と費用がかかるでしょう。

設置費用が高額

施工業者によりますが、テスラの蓄電池を導入する場合本体と工事費用を合わせて1kwh /15~30万円ほどの費用がかかります。
設置工事の費用については1kwhの容量蓄電池の重量ごとに変動しますが、テスラの蓄電池パワーウォールのように13.5kwhといった大容量のものは200~300万円代の費用がかかることもあります。
テスラの公式ウェブサイトには設置費用が50万円ほどと表記されているものの、施工方法や施工業者によって異なるため注意が必要です。

設置できる業者が少ない

テスラのパワーウォールは、設置に関するサービスの質を安定させるため、施工業者の認定制度を導入しています。
テスラの認定業者になるためには、蓄電池パワーウォールの商品の特徴や設置に関する研修を受け、適正チェックをクリアするなど、厳しい基準をクリアしなければなりません。そのため、テスラの蓄電池パワーウォールの設置工事を行う業者が少ないことが特徴です。テスラの蓄電池の需要が増えた場合は、対応できる業者が少ないため供給が追いつかず、設置までに時間がかかったり、地域によっては設置工事ができなかったりするでしょう。

補助金制度の対象外

テスラの蓄電池パワーウォールはSIIの基準規格に沿っていないため、SIIを基準としている補助金制度は利用できません。しかし、自治体によってはSII以外の規格の補助金を受給できる可能性があります。

テスラの蓄電池と他社製品の違いについて

テスラの蓄電池と他社製品の主な違いについて紹介します。

設置費用

他社の蓄電池であれば、設置費用を抑えたい場合には容量が小さな製品を選択することが可能です。一方、テスラの蓄電池パワーウォールは容量が大きいため、必然的に設置費用が高くなります。
容量の大きさにこだわらないのであれば、まずは予算を明確にしたうえで、予算に適した蓄電池を選ぶ方法が有効です。

施工業者の選択肢

テスラの蓄電池の施工を行える業者は非常に限られており、施工を依頼する際の選択肢が少ないことが特徴です。他社製品のなかでも有名メーカーの蓄電池であれば、施工可能な提携業者が多いため、予算や対応の丁寧さなどから依頼する業者を選べます。

テスラと他社の蓄電池を比較してみよう

蓄電池は、設置する環境やどの程度の容量の蓄電池が良いのかが家庭ごとに異なります。蓄電池は価格が高いものであり、設置してから「家庭に適していなかった」と後悔しても、簡単には交換できません。
蓄電池の導入に失敗しないためにも、テスラと他社の蓄電池を比較して予算や電気使用量、設置場所に適したものを選びましょう。

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