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蓄電池で夜間電力を活用!蓄電池のメリットや選び方のポイントとは

2020.12.20 お役立ちコラム


電気代が安い夜間電力を蓄積しておくことによって、効率的に電気代を節約することが可能です。そこで蓄電池を活用して電気代を削減する方法について紹介します。

夜間電力の電気代が安い理由

通常、家庭の電気料金の単価は時間帯ごとに差があります。電気需要が少ない夜間は電気の単価が安く、反対に電力の需要が高い日中は電気の単価が高いことが特徴です。

電力会社は一定のエリアの電力使用量を予測し、原子力発電や火力発電などの発電所で生成する電力量を調整しています。
発電所で生成する電気のコストは発電所ごとに異なりますが、電力需要が高くコストがかかったとしても電力供給のためには発電所を動かさなければなりません。
さらに、発電所では大型設備の圧力は調整するのが難しいため、電気を供給するためには多めにエネルギーを生成しなければならないのです。
つまり、無駄にエネルギーを生成することにつながります。

電力会社は、電力需要が高い日中の電気使用量を可能な限り減らし、電力需要が低い夜間の電力量を増やしてコストを抑えたいと考えています。そのため、日中電気料金は高く、夜間電力は安いのです。

夜間電力の活用方法

昼間と夜の時間帯で、電気料金には大きな差があります。電気を使う場合には、可能な限り電気代を安く抑えたいと考える人が多いでしょう。そこで、電気代節約のために夜間電力を活用する方法を紹介します。

専用の設備を導入する

夜間電力を上手に活用するためには、専用の設備を導入する方法が有効です。
例えば、料理やお風呂で使用する水やお湯はエコキュートを導入するといったことが挙げられます。エコキュートはガス給湯器とは異なり、お湯を電気で生成して貯湯タンクに蓄えるための設備です。

また、お湯を使いたい場合には貯水タンクに蓄えておいたお湯を供給します。エコキュートはお湯を生成して蓄積できるシステムであり、電気代が安い夜間電力 を活用してお湯を貯め、日中に使用するといったことが可能です。そのため、光熱費を節約することにつながります。

蓄電池を設置する

家庭用の蓄電池を設置すれば、夜間電力を活用できます。
蓄電池は、電気を蓄えておく設備です。安い夜間電力で生成した電力を蓄電池に溜めておき、翌日の昼間に充電していた電気を使うといった方法で活用します。つまり、昼間に使用した電気と夜間電力の電気代の差額が経済的なメリットになるのです。
例えば、4人家族の場合、蓄電池を設置して夜間電力を活用できれば1日100円ほどの電気代を削減できます。蓄電池の寿命が10~15年であり、数十万円の節約効果を期待できることがメリットです。

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夜間電力を活用するための蓄電池はこんな人におすすめ!

太陽光発電システムを導入している家庭では、太陽光発電システムと蓄電池を同時に使用すれば電気代をより節約することが可能です。家庭によって電気の使用方法は異なるため、蓄電池のタイプや容量を比較して、電気代を節約できるタイプを選びましょう。

また、パワーコンディショナーと一体型になっている蓄電池はスペースを要さないため、今後太陽光発電システムを設置する予定の人、パワーコンディショナーを買い替えたいと考えている人に最適です。
パワーコンディショナーを買い替えて効率の良い新機種にすれば、売れる電気の量も増えるため、より経済的なメリットを得られるでしょう。

電気代の節約だけではなく、赤ちゃんや高齢者がいる家庭では、災害が起こった時のために蓄電池を設置しておくと安心です。
電気代が安い夜間電力をしっかりと活用するためにも、蓄電池の設置を検討しましょう。

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夜間電力を活用できる蓄電池の選び方

蓄電池には様々な種類があります。蓄電池を購入する際に重要なポイントは、蓄電池を使用する環境、電力量や生活スタイルに適したものを選ぶことです。そこで、蓄電池を選ぶ際に押さえておきたい2つのポイントを紹介します。

蓄電池の寿命をチェック

蓄電池は、充電と放電を繰り返すものです。何回充電と放電を繰り返せるのかは製品ごとに異なりますが、使用し続けていると少しずつ蓄電容量が減少します。コストパフォーマンスを重視し、蓄電池の寿命を確認することが大切です。

蓄電できる容量をチェック

蓄電池は、製品ごとに使える時間や電力量に違いがあります。蓄電容量が大きいと蓄積した電気を使用できる時間も増えるものの、価格が高いため予算を加味して検討しましょう。

また、停電が起こった際に蓄電した電気を使用する場合、あらかじめ回路を設定できる特定負荷と、自宅内の全回路を使用できる全負荷があることが特徴です。電気の使用目的に合わせて選ぶ必要があります。

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蓄電池を導入して安い夜間電力を活用しよう

家庭用の蓄電池は、台風や地震といった災害が起こり停電した場合の電源として活用できることから注目を集めています。
しかし、蓄電池は、日頃から電気代の節約にも役立つ製品です。電気料金が安い夜間電力を活用し、電気代を節約するためにも、蓄電池の導入を検討しましょう。

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