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お役立ちコラム
補助金が出るニチコン蓄電池を使えば災害時も安心
ニチコン株式会社は、家庭用蓄電システムの累積販売台数国内ナンバーワン(同社調べ)のトップメーカーです。主に蓄電システムの開発を手掛けており、太陽光発電に電気自動車を組み合わせたトライブリッドシステムもリリースしています。
今回のコラムでは、補助金を利用することで割安で導入することができるニチコンの蓄電池について詳しく紹介していきます。
国内トップメーカーのニチコンでは主に4タイプの蓄電システムを提供
ニチコン株式会社は1950年の創業で、アルミ電解コンデンサや家庭用蓄電システムなどの開発・製造・販売を手掛けています。家庭用蓄電システムの累積販売台数は約80,000台となっており、2020年12月時点で国内ナンバーワンを誇っています。これが「蓄電のニチコン」と言われる所以です。
現在、蓄電システムは、クリーンエネルギーである太陽光発電の活用のため、あるいは売電のため、また災害対策のため、といったように各家庭がそれぞれのライフスタイルに合わせた目的で導入しています。そのためニチコンでは高い技術力を活かし、業界随一と言われる幅広いラインナップを揃えています。
商品ラインナップを大きく分けると次の4つになります。
ハイブリッド蓄電システム…太陽光発電との組み合わせで用いるタイプ。新築住宅など、これから太陽光発電システムを取り付ける場合に最適なモデル
単機能蓄電システム…すでに取り付けている太陽光発電システムを有効利用することができるモデル
ポータブル蓄電システム…設置工事がいらない小型のポータルブルタイプ
手軽な2kWhから業界最大クラスの16.6kWhまで幅広いモデルを揃えており、どのようなニーズにも応えられるようになっています。次の項目では、これらのラインナップから、災害時に特に活躍する商品について具体的に紹介しましょう。
災害時に自動で蓄電を開始するなどの独自機能を満載している蓄電システム
災害時に活躍するニチコンの代表的なモデルは、トライブリッド蓄電システムです。このトライブリッド蓄電システムは、太陽光発電システムと電気を溜めておける蓄電ユニット、電気自動車(EV/PHV)に電気を供給するV2Hスタンド、システム全体を統括するトライブリッドパワコンで構成されています。
太陽の出ている昼に蓄電池に充電しておくことで、万が一停電になった場合にも普段と変わらない生活ができるのが特徴です。また電気自動車(EV/PHV)に溜めておいた電気をエレムーブさせることができるので、電気自動車(EV/PHV)から取り出して家庭で使うこともできます。
ハイブリッド蓄電システムは大容量かつ高出力で、溜めた電気を余すことなく活用できるのが特徴です。停電が発生した場合は、自動で家庭内に電気を供給するほか、太陽光発電システムによって発電した電気を自動で蓄電することもできます。家を丸ごとバックアップできる全負荷対応分電盤を導入しており、停電時でも200ボルトのエアコンやIH調理器などを使用することも可能です。つまり万が一停電になっても、いつもと変わらない生活が送れるのです。
単機能蓄電システムのうち、業界最大クラスの16.6kWhを誇る「ESS-U2X1」がフラッグシップモデルですが、災害時に活躍するのが災害対策型モデルの「ESS-U2M1」です。停電に備えて常に容量の30%を確保しているため、万が一の際に電気が使えないということがないのです。
またコンパクトタイプのポータブル蓄電システムは、設置工事が要らず、コンセントに差し込むだけで利用できる蓄電池です。いざという時の照明や大切なパソコン、スマホの充電のための電源が確保でき、家庭でも、オフィスでも、店舗でも停電対策として活用することができます。
さらにニチコン製品のユーザーが利用できる新サービスとして、今年開始したのが「気象警報対応運転サービス」です。地域の気象庁が暴風、洪水、大雨などの気象警報を発令した際に、自動で蓄電池を満充電にして停電に備えることができるサービスです。最近は台風や豪雨などが国内で数多く発生していますが、このサービスを活用することで先回りして対策することができるのです。
補助金の対象製品となっており、割安で導入できる
蓄電システムで活用できる補助金の一つが、一般社団法人環境共創イニシアチブが執行団体になっている「分散型エネルギーリソースの更なる活用に向けた実証事業」です。太陽光発電システムや家庭用蓄電池、電気自動車などで発電および蓄電した電力を、効率よく運用するために行う実証実験のための補助金制度です。家庭でこれらのシステムを導入する際に、補助金を活用することができます。
補助金に関する詳しい情報は、一般社団法人環境共創イニシアチブのホームページで確認することができます。ニチコン社製では「ESSーU2M1」「ESSーU2X1」などの製品が対象機器となっています。経済的で地球にも優しく、さらに災害時にも役立つニチコンの蓄電池システムを導入する際は補助金が活用できるので、ぜひ確認してください。
幅広いラインナップを揃えており、補助金の活用も可能
日本国内で蓄電池を最も多く販売しているのがニチコンです。幅広い商品ラインナップを揃えており、停電時でも普段と変わらない生活ができる商品も多数用意されています。
補助金が活用できれば、割安に導入できますので、ぜひ検討してください。