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HUAWEIの蓄電池LUNA2000シリーズの特徴5つ!相場もチェックしよう

2021.12.07 お役立ちコラム


HUAWEI(ファーウェイ)は、日本でも知名度が高い中国の通信機器メーカーです。スマートフォンで有名なHUAWEIは、太陽光発電システムの開発も行っており、産業用のパワーコンディショナーのシェアは世界でもトップです。
HUAWEIのパワーコンディショナーの開発力を活かして、住宅用の蓄電池を発売したことで注目を集めています。そこで、HUAWEIの蓄電池「LUNA2000シリーズ」の特徴や魅力を紹介します。

HUAWEIの蓄電池LUNA2000シリーズの主な特徴


HUAWEIの蓄電池LUNA2000シリーズは、ほかの蓄電池とどのような違いがあるのか、使用目的に合うかどうかをチェックすることが大切です。そこで、HUAWEIの蓄電池LUNA2000シリーズならではの特徴や魅力を紹介します。

LUNA2000シリーズはモジュールタイプ

HUAWEIの蓄電池は、5kWhのモジュールを複数組み合わせることによって、5kWh~最大30kWhまで増設できます。
さらに、通常の蓄電池とは異なり、HUAWEIの蓄電池LUNA2000シリーズはそれぞれのモジュールにBMU(Battery Management Unit)が付いており、モジュールごとに制御することが特徴です。例えば、1つのモジュールが劣化して60%まで蓄電容量が低下しても、連結しているモジュールまで蓄電容量が低下することがなく100%を維持できます。そのため、途中で増設して新しいモジュールと古いモジュールを同時に使っても弊害がないのです。

通常の蓄電池:1つのモジュールが劣化した際、ほかのモジュールも同じように蓄電容量が低下する
HUAWEIの蓄電池LUNA2000シリーズ:1つのモジュールの蓄電容量が低下しても、ほかのモジュールには影響しない

実行容量を活用できる

HUAWEIの蓄電池LUNA2000シリーズは、実行容量を有効活用できることが魅力です。通常の蓄電池では、蓄電容量に対して実際に使える容量は75~90%といわれています。
例えば、蓄電容量が100%でも、実行容量は約80%になるなどです。しかし、HUAWEIの蓄電池LUNA2000シリーズは「蓄電容量=実行容量」のため、100%使用できます。

非常電源に自動で切り替わる

災害が起こった際に、蓄電システムから非常電源へ自動で切り替わるため、手動で切り替える手間がかかりません。停電が起こった際には蓄電池が自動で感知して、自立運転モードに切り替えます。
手動で非常電源に切り替えるのであれば、モニターで操作しなければなりません。モニターの操作方法は機器によって違いがあるため、取扱説明書をあらかじめチェックしておき、非常時に対応できるようにしておく必要があります。電気が復旧したら、モニター操作で元に戻します。
しかし、夜に停電が起こると、恐怖心や慌てることでモニターを操作できなかったり、懐中電灯を準備できなかったりすることもあるでしょう。
自動で非常電源に切り替わると、使い方を確認していない、暗くて操作するのが難しいという場合でも、非常時に困ることがありません。

火災を未然に防ぐシステム

HUAWEIの蓄電池LUNA2000シリーズは、AIスマートアークと呼ばれる機能があります。直流アークを0.5秒以内に検出し、パワーコンディショナーを停止することによって、直流アークが原因の火災を防ぐことが可能です。
HUAWEIの蓄電池LUNA2000シリーズには100万通り以上のアーク特性を格納することで、データに当てはまる状況になった際にシステムが反応します。

全負荷型と特定負荷型から選択可能

HUAWEIの蓄電池LUNA2000シリーズは、全負荷型と特定負荷型から選ぶことが可能です。
全負荷型は、蓄電ユニット2台、10kWh以上に最適であり、停電が起こった際に便利でしょう。IH調理器やエコキュートといった大型家電も使用できます。特定負荷型は、あらかじめ指定したエリアのみ電気を使えることが特徴です。いずれも、停電時を除いて、放充電で太陽光発電システムで作った電気を使う、電気を購入する時間をずらすピークシフトなどの経済面でのメリットは同じくらいだといえます。
しかし、充放電可能な出力や容量は全負荷型が高いことが一般的です。充放電可能な出力が大きいと短い時間で充電できるため、1度に沢山の電気を使えます。容量が大きいと、売電できる量が大くなるでしょう。

HUAWEIの蓄電池LUNA2000シリーズの相場

HUAWEIの蓄電池LUNA2000シリーズのうち、コストパフォーマンスが良いのは蓄電池容量10kWhの全負荷型です。10kWh全負荷型は、施工費用と本体で160万円程度が相場です。なお、5kWhは施工費用と本体で110万円となっています。

HUAWEIの蓄電池LUNA2000シリーズも候補に入れよう

HUAWEIの蓄電池LUNA2000シリーズは、機能性と安全性に優れた蓄電池を探している人、コストを重視する人に適しています。直流アークを検出・制御する蓄電池はHUAWEIの蓄電池LUNA2000シリーズだけのオリジナル技術です。蓄電池と太陽光発電システムは、長期間使用する製品のため安全性に優れたものを使うと安心です。
HUAWEIの蓄電池LUNA2000シリーズは、機能性と安全性が高く、対して価格は高額ではないため、導入コストを抑えたい人にもおすすめできます。蓄電池の購入を検討している方は、HUAWEIのLUNA2000シリーズも候補に入れて検討しましょう。
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