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エコキュートの補助金制度とは?申請方法や注意すべきことを解説!

2020.02.24 お役立ちコラム

国からのエコキュートへの補助金制度は、平成22年に終わりました。しかし、それぞれの自治体では補助金・助成金制度を用意しているケースもあるため、エコキュートをお得に導入することが可能性は十分にあります。

そこで今回は、エコキュートの補助金に関して、補助金の申請方法や補助金制度を設けている自治体の詳細を紹介します。

エコキュートの補助金制度とは

エコキュートは、ヒートポンプシステムを活用して空気を利用し、お湯を沸かす給湯器を指します。自宅の外に設置したファンから空気中の熱を取り込み、熱を使ってお湯を沸かすことが可能です。

エコキュートのメリットとしては、電気料金が安い、深夜の時間帯にお湯を沸かすことによって光熱費を節約できることが挙げられます。さらに、給湯に利用されるエネルギーを削減できる点から、省エネ効果が期待できることも魅力です。

エコキュート本体は販売を開始した時期には70万円程度の値段でしたが、近年では大幅に値下げされ、およそ30万円程度で購入できます。

しかし、電気や水道工事といった工事費用は合計で15万円程度用意しなければならないため、ランニングコストとしては45万円程度を用意する必要があるでしょう。

自治体によって補助金や助成金制度の内容は異なりますが、10万円程度助成金として受け取れるケースがあります。エコキュートを導入する際には、住んでいる場所の自治体のホームページから詳細を確認しましょう。

エコキュートの補助金制度のある自治体について

エコキュートの助成金制度を設けている自治体は、東京都、神奈川県、埼玉県、大阪府、福岡県などが挙げられます。それぞれの地域については以下の通りです。(2020年02月時点)

東京都
荒川区・大田区・北区・目黒区・江東区・小平市・新宿区・杉並区・世田谷区・西多摩郡瑞穂市・練馬区・府中市・文京区・三鷹市・武蔵村山市

神奈川県
厚木市・小田原市・横浜市

埼玉県
桶川市・川口市・狭山市・秩父郡長瀞町・戸田市・富士見市・三郷市

大阪府
泉大津市・高槻市

福岡県
朝倉市・北九州市・中間市

エコキュート導入を考えている人は上記の自治体をチェックして、ご自身の自治体が含まれていましたら、ぜひ補助金を申請しましょう。

エコキュートの補助金の申請方法とは

補助金を受け取る際には、エコキュートを設置する前に申請をしなければなりません。エコキュートを設置した後に申請をしても、対象外になるため注意が必要です。

申請をする際には以下の書類が必要になります。

  • エコキュート設置費補助金交付申請書
  • エコキュートを設置する際に必要な費用の見積もりや契約書
  • エコキュートの規格や形状を確認できるカタログといった資料
  • 申請する本人の住民票や免許証のコピー
  • エコキュートを設置する場所の地図
  • 納税証明書といった住民税を滞納していないことを証明できる書類(代理人が申請する場合には委任状を準備します。)

自治体が指定する書類をチェックし、自治体の補助金申請を受け付けられれば、エコキュート設置費補助金交付決定通知書が送付されます。

エコキュートの設置工事をしてから30日以内、または各自治体で決められている期限までに、エコキュートを設置した工事の報告書や書類を提出しましょう。

エコキュートの補助金制度の対象者の条件とは

エコキュートの補助金制度の対象者は自治体ごとに条件に違いがあります。しかし、条件に沿ったエコキュートの種類でなければ、補助金は受けられません。

例えば、ヒートポンプを使ったエコキュートでなければならない場合や、レンタルや中古品ではない新品であること、寒冷地に設置する場合には寒冷地仕様であることなどです。

エコキュートの種類以外にも、申請の対象者として様々な条件が設けられているケースがあります。

例えば、該当の自治体に住んでおり、補助金申請をする際に実際に住む予定があることや、住民税を滞納していないこと、同一世帯で補助金を受け取った経験がないことなどです。

他にも、引っ越す予定の場合は該当の市区町村に新築予定の住宅に申請者が住む予定があること、暴力団員ではないことなども挙げられます。

それぞれの自治体によって条件が異なるため、エコキュートを申請する際には住んでいる補助金を受けるための条件をあらかじめ確認しましょう。

エコキュートの補助金を使ってお得に設置しよう

エコキュートに対する補助金制度の概要や、申請時の注意点を押さえることが大切です。

エコキュートを導入する時には、初期費用として数十万円の費用がかかるため、住んでいる自治体の補助金制度を活用して費用を抑えましょう。

補助金の申請をする際には、購入するエコキュートや申請者の条件を満たしているかを確認し、申請書類の準備を整えるとスムーズに申請できます。

また、可能な限り費用を節約してエコキュートを導入する際には、補助金制度を利用と、複数業者に見積もりを依頼して導入費用そのものについても比較することも重要です。

複数業者に見積もりを依頼する際、相見積もりをしていることを伝え、価格交渉をすることも忘れないようにしましょう。

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