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蓄電池とソーラーパネルは併用がベスト!併用がおすすめの理由と蓄電池の選び方

2021.04.18 お役立ちコラム

近年、停電対策や節電対策になるとして蓄電池が注目を集めています。自宅に太陽光発電システムを設置している家庭では、蓄電池の導入を検討している方も多いでしょう。
そこで、ソーラーパネルと蓄電池の併用が勧められる理由とソーラーパネルを設置している家庭で蓄電池を導入する場合の製品の選び方について解説します。

ソーラーパネルを設置している家庭で蓄電池がおすすめの理由

蓄電池とソーラーパネルの併用がおすすめだといえる理由について紹介します。

効率良く電気を使用できるので節電対策になる

ソーラーパネルを設置している家庭の電気の使い方は、「ソーラーパネルで発電した電気を自宅で使用する自家消費」と、「ソーラーパネルで発電した電気が余った場合に電力会社に電気を売る」、「夜間曇りの日にソーラーパネルを使っていない時に電気を購入する」という3種類に分かれます。
ソーラーパネルを設置していない家庭では、自家消費や電気を売るといったことがないため、基本的には電気を購入しています。ソーラーパネルを設置するメリットとしては、節電したうえで、電気が余ったら電気を売って収入を得られることです。
加えて、蓄電池を設置することによってさらに電気代を節約し、電気を売った収入を増やすことにもつながります。夜間電気代は電気会社の料金プランごとに異なりますが、日中に電気を購入するよりもおよそ3割程度安いことが特徴です。
また、蓄電池を導入していれば、電気代が安い夜間の電気を貯めておけます。日中に使用する電気は蓄電池に貯めておいた夜間の電気代が安い電気を使用することによって、昼間と夜の電気代の差額分がお得になることが魅力です。結果として、日中の電気代を抑えることにつながります。

ソーラーパネルと蓄電池を併用すると売電収入を増やせる

昼間に蓄電池に貯めておいた電気を使用するため、ソーラーパネルで発電した電気は使用せずに生活できます。つまり、売電する量を増やせるため売電収入を上げることにつながるのです。
ソーラーパネルを導入していなくても、蓄電池だけを活用することでメリットは得られます。しかし、売電収入を増やせることから、ソーラーパネルと蓄電池を併用した方が得られるメリットは大きいでしょう。

蓄電池に充電できるため災害時に電気を使える

蓄電池に貯めておいた電気は、災害が起こり停電した際に使用できることがメリットです。蓄電池を導入していても、ソーラーパネルを設置していなければ使用できる電気は1回分のみです。しかし、ソーラーパネルも設置していれば、乾電池と同様の仕組みで昼に電気を発電し蓄電池に貯めておけるため、いつでも電気を使えます。
大規模な停電が起こると丸1日以上電気を使えないといったことも起こるため、ソーラーパネルと蓄電池を併用していると、長時間の停電にも備えられることがメリットです。

ソーラーパネルと併用したい蓄電池の選び方

ソーラーパネルと蓄電地を併用する場合、どのような蓄電池が適しているのか、選び方のポイントを紹介します。

蓄電池の容量が重要

蓄電池の機能や価格も重要ですが、蓄電池は容量をチェックする必要があります。ソーラーパネルで発電した電気は、充電する以外に自家消費用として貯めておくことが一般的な使用方法です。
そのため、ソーラーパネルで発電した電気を貯められるだけの容量がある蓄電池を選ぶことが大切です。例えば、4kwのソーラーパネルを導入している場合、ソーラーパネルがフル稼働すると1時間で4kwhの電気を生成できます。1kwのソーラーパネルを設置している場合、1日に発電できる電気の量は3kwhです。
4KWのソーラーパネルを導入しているのであれば、1日におよそ12kwh発電できます。日中に使う分の電気を考慮しても、蓄電できる電気はおよそ8KWです。11kwhの大きい容量の蓄電池を導入すると、充電完了まで非常に時間がかかります。容量が適していない蓄電池を導入すると、機能を十分に活用できないため注意が必要です。

蓄電池の使用用途も確認する

蓄電池の導入を決めたら、どのように使用するのかを検討しましょう。例えば、エアコン用やIHの電源として使いたい場合には、200V程度が目安です。そのため、使用用途に適した種類の蓄電池を選ぶ必要があります。
蓄電池とソーラーパネルに関しては専門用語も多く、悪質な訪問販売では高額な蓄電池を勧めるトラブルも起こっているため注意が必要です。

ソーラーパネルと蓄電池の導入は専門業者に相談しよう

ソーラーパネルと蓄電池は、それぞれ家庭に適した商品や、すでに設置している設備にマッチする商品を選ぶことが重要です。最適な商品を利用しなければ十分に活用できず、ランニングコストも無駄になってしまう可能性があります。
そのため、専門業者に相談し、家庭で使っている電力量、発電量でシミュレーションを行ってもらうことが大切です。家庭に適した蓄電池を提案してほしい場合や、ソーラーパネルと蓄電池を同時に設置したいという場合にも、太陽光発電システムを専門に扱う業者に相談しましょう。

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