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太陽光発電システムのメリットは?デメリットを解消する方法も解説

2021.02.06 お役立ちコラム

太陽光発電システム
太陽光発電システムには、様々なメリットがあります。例えば、環境に優しいこと、使わなかった電気を電力会社で売れること、災害時の停電対策になることなどが挙げられ、設置費用相場も下がっており興味を持つ人も多いのではないでしょうか。
しかし、太陽光発電システムのメリットだけではなく、太陽光発電システムを設置することによるデメリットについてもしっかり確認しておくことが大切です。そこで、太陽光発電システムのメリットとデメリットをそれぞれ詳しく解説します。

太陽光発電システムを設置するメリット

太陽光発電システムのメリットとしては、電気料金が節約できることや余った電力を売れること、節電意識の向上につながることなどが挙げられます。
また、一般家庭で電気を生成でき、災害時の備えにもなることは、地震が多い日本では大きな魅力です。太陽光発電システムのメリットについて、それぞれ詳しく紹介します。

太陽光発電システムは電気料金を節約できる

太陽光発電システムを導入することによって、電力を購入せずに済み、電気料金を抑えることにつながります。また、生成した電気を家庭で使い切らなかった場合、残った電気は電力会社に売ることも可能です。
電気料金の節約になるだけではなく、蓄電池と組み合わせて活用することによって雨の日や夜の時間帯など太陽光発電システムで発電できない時間帯でも貯めた電気を自家消費できます。
さらに、オール電化と併用しやすいことや、太陽光発電システムを導入している家庭向けの電気料金プランがあり、非常にお得に電気を支えることも特徴です。

余剰電力を売ることが可能

太陽光発電システムで作った電気は、電力会社に売電できることがメリットです。売電をする際に特別な作業や手続きは必要ありません。電力会社に売った分の電気代は、毎月口座に入金されるシステムです。
太陽光発電システムで発電できない夜の時間帯は電気を買わなければなりませんが、電気代を抑えられる夜間専用の電力プランを活用すれば、電気代を節約できます。電気を買う金額を抑えて電気を売る量を増やせば、収入を得ることも可能です。

電力使用量が確認できて節電意識を持てる

太陽光発電システムを導入すると、カラーモニターが設置されることが特徴です。カラーモニターによって、毎月の電力使用量はどの程度にしたいのかを目標として設定できるほか、電気の使用量もひと目で確認できます。そのため、どの程度節電できたのか、どの程度どれくらい節電したいのかなどを家庭で話し合うきっかけが生まれ、節電意識が高まるでしょう。結果として、電気料金の節約につながるケースが多いです。

設置場所を選ばない

ソーラーパネルの機能の向上によって太陽光発電システムを設置できる場所が増えていることなどから、導入しやすいことがメリットとして挙げられます。
さらに、耐熱性があることやマンションやアパートのベランダでもソーラーパネルを設置できること、寿命が長いため故障しにくくメンテナンスをしやすいことなどもメリットです。ソーラーパネルは屋根もしくは広い土地に設置しなければならないという印象を持つ人も多いですが、現在では住宅のベランダや駐車場といったスペースにも設置することが可能です。
太陽光発電システムを屋根に設置する場合、屋根に負荷がかかり住宅そのものが劣化するのではと不安を抱く人もいるでしょう。しかし、新築物件の場合は太陽光発電システムを設置しても問題ありません。築年数が経過している古い建物は、屋根に負荷がかかる可能性について業者に相談することが大切です。

太陽光発電システムの導入費用が下がっている

太陽光発電システムの設置費用が下がっているため、導入しやすいといえるでしょう。一方で、電気を売った際の価格も下がってはいますが、導入費用が下がっていることを考えると電力会社に売った際の電気を売った際に得られる収益については大きな変化はないといえます。
加えて、太陽光発電システムそのものの発電性能が向上したため経年劣化しにくく、寿命を迎える前に故障するケースは大幅に減っています。そのため、正しく使用すれば十分に導入費用を回収できるのです。
また、自家消費の場合は補助金制度を活用できる可能性があるため、補助金制度の対象であれば導入費用を節約できるでしょう。

蓄電池の併用でメリットが増える

昼間は仕事で家を空ける時間が長い場合は、電気を使う時間帯は夕方から夜になるでしょう。昼に発電できても、電気を使わなければ損をするのではと不安を覚える人も多いです。しかし、昼に発電し、使わなかった電気を蓄電池に貯めておくことによって、発電できない夕方から夜の時間に電気を使用できます。

太陽光発電システムを導入するデメリットとは

太陽光発電システムを一般家庭で導入することには様々なメリットがありますが、一方でデメリットもあるためしっかりと確認しておくことが大切です。
太陽光発電システムを設置することによって起こるデメリットや注意点について紹介します。また、太陽光発電システムのデメリットを解消するためのポイントについても合わせて確認しておきましょう。

余った電気を売電する際のデメリット

太陽光発電システムでどの程度発電できるかは天候に左右されるため、安定して電気を生成できるわけではありません。つまり、売電することによって安定した収益を得られるわけではない点に注意が必要です。売電利益をメインに考えていると、想定しているよりも利益を得られずデメリットが大きいと感じることがあるでしょう。
また、災害が原因でソーラーパネルが壊れる場合もあります。ソーラーパネルが壊れると電力を売ることはもちろん、家庭で使う分の電力も生成できなくなるリスクはあるのです。

想定外のトラブルが起こる可能性がある

害虫や害獣がソーラーパネルに巣を作ったり、雨漏りをしたりといったトラブルが起こる場合があります。経年劣化したシステムは買い替えたり、虫や動物が巣を作った場合にはすぐに業者に依頼したりといった対応で、被害を最小限に抑えることが大切です。

初期費用がかかる

初期費用は減少傾向にあるものの100万円以上はかかるため、気軽に導入できるとはいえないでしょう。しかし、補助金制度がある自治体であれば初期費用を抑えることは可能です。
さらに、太陽光発電システムの施工をする業者も増えているため設置費用が下がっています。
また、比較的導入しやすい価格の商品も販売されていることが特徴です。
ほかにも、電気代を抑えられるプランを上手に利用することによって、初期費用を早く回収することにつながるでしょう。太陽光発電システムの導入を検討している場合、初期費用を抑えるための工夫をすることが大切です。

北向きの場所には適さない

太陽光発電システムを設置する際、北向きの場所には設置北向きの場所には太陽光が当たりにくいため発電量が低く、初期費用の回収率が大幅に下がる場合があります。南向きの屋根やベランダ、駐車場などに設置しましょう。

太陽光発電システムを撤去する際に費用がかかる

太陽光発電システムにかかる費用としては、導入費用のほかに維持費や撤去費用がかかります。太陽光発電システムはソーラーパネルやパワーコンディショナーといった機械が必要であり、電気機器は交換しなければなりません。
そのため、電気機器の交換費用を確保しておくことが大切です。ただし、保証期間内であれば交換は無料になるため、契約書をしっかり確認しておきましょう。

太陽光発電システムのメリットとデメリットの両方を理解しよう

太陽光発電システムにはメリットが多い一方デメリットもあります。しかし、適切な施工や太陽光発電システムの設置について提案してくれる経験豊富な業者に依頼することによって、デメリットをカバーするカバーできるでしょう。

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