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太陽光発電のメンテナンスは「有資格者」に!理由を解説

2021.10.22 お役立ちコラム


太陽光発電システムは、耐久性が高く故障しにくい設備だというイメージを持つ方も多いでしょう。しかし、メンテナンスは義務化されており、定期的に点検やメンテナンスをすることによって太陽光発電システムの発電効率上昇や節約につながります。
これまで、太陽光発電システムのメンテナンスをしたことがなく、何をすれば良いのか分からないという方も多いのではないでしょうか。太陽光発電システムのメンテナンスは、専門業者の有資格者に依頼することが大切です。
そこで、太陽光発電システムのメンテナンスとはなにか、有資格者に依頼すべき理由、メンテナンス業者の選び方について紹介します。

太陽光発電システムのメンテナンス業者の選び方

太陽光発電システムのメンテナンスを依頼する業者は、3つのポイントをチェックして選びましょう。

メンテナンスに注力しているか

太陽光発電システムのメンテナンスは、商品を購入した販売店に依頼している方が多いでしょう。しかし、販売店はメンテナンスに関して知識がないケースが多いです。太陽光発電システムのメンテナンスに注力しているかどうかを確認しましょう。
メンテナンスに注力していなかった場合には、人員が足りず、すぐに対応してもらえないこともあります。太陽光発電システムは交換や修理費用が高額なため、メンテナンスを依頼する業者はしっかりと選ぶことが重要です。

メンテナンス内容確認する

太陽光発電システムについて、どのようなメンテナンスをするのかを確認しましょう。業者ごとにサービスの内容には違いがあるため、自宅の太陽光発電システムで行うべきメンテナンスメニューがあるかどうかを確認することが重要です。例えば、遠隔監視システムを採用しているのであれば、メンテナンス業者のメニューには遠隔監視が入っていると無駄な費用を払うことになります。そのため、メンテナンスのメニューを自分で決められる業者に依頼すると良いでしょう。

有資格者がいるかどうか

太陽光発電システムのメンテナンス業者を選ぶ際には、業者の専門性が高いかどうかが非常に重要です。太陽光発電システムのメンテナンスでは、知識がある有資格者に依頼することによって、少しの不具合でも発見してもらうことにつながるでしょう。以下の資格を持った従業員がいるメンテナンス業者に依頼すると安心です。

PV施工技術者:訓練、試験を受けて合格したら取得できる
太陽光メンテナンス技士・技士補:訓練、試験を受けて合格したら取得できる
PIA技術認定:講習、研修、実習を受けたら取得できる
メーカー施工ID:メーカーが発行するIDであり、メーカーごとの製品や設置方法の特徴を理解していることを示す

太陽光発電システムのメンテナンスは自分でできない

太陽光発電システムのメンテナンスの内容と、自分で行うリスクを紹介します。

電気点検と電気系統のメンテナンス

電気点検のほか、電気系統に触れる点検は自分では行えません。電気系統に触れる作業については、太陽光発電システムのメンテナンスの大部分を占める作業のため、専門業者に依頼する必要があるといえるでしょう。
配線ケーブルについては、触れることによって感電といった大きな事故を起こすリスクがあります。そのため、電気系統に触れず、専門業者にメンテナンスや作業をしてもらうことが大切です。

太陽光パネルを洗う

太陽光パネルを洗う作業は、自分で行うと危険です。太陽光パネルの清掃はハシゴを登ったり下りたりすることになります。屋根に登った経験がない人がハシゴや屋根に登ると、バランスを崩し、落下する危険性があるのです。屋根の上で行う作業は、簡単そうに見えてもコツが必要です。太陽光パネルは高い場所にあり、作業に慣れていない方が洗浄作業すると落下して命に関わることもあるため、自分で行わないようにしましょう。
また、太陽光パネルは家庭の水道水で洗うと水垢やカルキが付着し、発電量の低下につながることからも、専門業者に依頼したほうが安心です。

太陽光発電システムが壊れる危険性

専門知識がない方がメンテナンスや掃除を行うと、設備が破損したり故障したりする可能性があります。インターネットで調べた知識だけでメンテナンスや点検作業をするのは不可能だといえるため、専門業者に依頼する必要があります。

長期間作業を継続しなければならない

太陽光発電システムの耐用年数は、およそ17年です。自分で定期点検やメンテナンスを行う場合、17年以上作業を継続しなければなりません。忙しかったりライフスタイルが変化したりするなかで、長期間メンテナンスや点検作業を継続するのは難しいため、メンテナンスや定期点検に関しては全て専門業者に任せたほうが安心でしょう。

出費を抑えるためにも太陽光発電システムのメンテナンスをしよう

太陽光発電システムのメンテナンスは、義務化されているから行うというわけではなく、事故や故障を予防するためにも行わなければなりません。特に、故障すると設備を交換したり修理したりすることになり、出費もかさみます。
さらに、自分でメンテナンスや点検をするのは難しく、太陽光パネルを掃除したり自己判断で修理をしたりすると大きなトラブルにつながることもあるため注意が必要です。屋根から落ちたり、配線に触れることによって感電したりといったことが起こる可能性もあります。
太陽光発電システムのメンテナンスは、目視で確認できるパワーコンディショナーのフィルターを掃除する程度にして、基本的にはメンテナンスは有資格者がいる業者に依頼しましょう。

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