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知ってましたか?シャープの蓄電池が優秀な理由

2022.06.15 お役立ちコラム

蓄電池
家電製品でお馴染みのシャープは、太陽光発電システムを世界に先駆けて開発したことでも知られています。また蓄電池の評価も高く、2017年度から2019年度まで3年連続出荷台数ナンバーワンに輝きました。

そこで今回のコラムでは、このシャープの蓄電池が優秀な理由について掘り下げていきます。

太陽光発電システム設置件数は国内の3分の1に当たる累計約87万軒


太陽光発電システムはここ10年くらいで普及率が高まりました。それは家庭で使い切れない電気を、電力会社が買い取ることを義務付けた「余剰電力買取制度」が2009年にスタートしたからです。その後、2011年に発生した東日本大震災後に、原子力発電に代わるエネルギーとして太陽光発電は広まっていくことになるのです。

しかし太陽光発電の開発にシャープが着手したのは、今から60年以上も前の1959年のことです。その後1994年に住宅用太陽光発電システムを商品化しています。日本国内で太陽光発電システムの普及が広がる中、2022年3月末時点では全国で約87万軒の住宅にシャープの太陽光発電システムが設置されています。これは全体の約3割に相当する数字で、累計出荷量は17.0GW(2021年12月末時点)となっています。

実は1976年の実用衛星「うめ」以降、180基以上の人工衛星に搭載されているのがシャープの太陽光発電です。つまり国内で唯一、JAXA(宇宙航空研究開発機構)に認定された太陽電池メーカーなのです。また日経アーキテクチュアが行ったアンケートによると、「建材・設備メーカーランキング」の「太陽光発電関連機器部門」で5年連続1位を獲得しています。

このように太陽光発電分野において他社に先駆けた取り組みをしてきたシャープは、蓄電池にも高い評価を得ています。蓄電池専門雑誌「リチャージ」が調査した「家庭用蓄電池システムブランド別出荷台数」では2017年度から2019年度まで3年連続でナンバーワンになっているのです。

特徴は最先端の技術と多彩なサービス、そして豊富なラインナップの3つ

シャープの蓄電池が高い評価を受ける理由として、この項目では「最先端の技術を搭載している」「多彩なサービスを提供している」「豊富なラインナップが揃っている」という3つの特徴について解説していきます。

・最先端の技術を搭載している
現在、市販されているシャープの蓄電池には、AIが搭載されています。このAIを、クラウドHEMSサービスの「COCORO ENAERGY」と連携することでさまざまな機能が利用できます。大きな特徴はAIによる「わが家だけのエネルギーマネジメント」です。

具体的には、普段の生活パターンや発電データ、日射予報から余剰電力量を1時間ごとに予測していきます。このAI予測制御によって、電気をさらに有効活用することができるのが特徴です。
また「COCORO ENAERGY」は気象警報との連携も可能で、停電リスクの高い警報情報を取得すると自動で充電を開始します。そのため、いざ停電が起きてもすでに満充電されているので、安心して電気を使うことができるのです。

しかもライフステージに合わせて変化する電気代もAIが学習していくので、子どもが増えた、子どもが独立したなど生活スタイルが変化した際も自動で対応していきます。

このようなシャープの技術が集結した「COCORO ENAERGY」は、「令和2年度新エネ大賞」の「資源エネルギー庁長官賞」も受賞しています。

・拡張性のある多彩なサービスを提供している
「COCORO ENAERGY」には、稼働状態をチェックし、アプリに通知する見守り機能があります。外出しているときに蓄電池に異常があった場合でも、状況が確認できるということなのです。

またクラウド上のAIに新機能が追加されると、自動で自宅の蓄電池もバージョンアップされる仕組みになっています。2020年7月には、雷注意報とAIが連携した機能が業界で初めて追加されています。雷注意報が発令された際に、生活パターンから停電の間に必要な電力量をAIが予想し、不足分だけ充電する仕組みになっているのです。

このような機能は随時追加される予定で、IoT家電や住設機器との連携機能も追加される計画になっています。このように多彩なサービスがどんどん拡張していくのも、最先端の技術を投入しているシャープの蓄電池の特徴です。

・豊富なラインナップが揃っている
蓄電池の容量を選ぶ際は、各家庭でどの程度の電気を使うのか、予算はどれくらいかなどで異なります。現在、市販されている蓄電池のラインナップは、容量が4.2kWhのコンパクトタイプから大容量の13.0kWhまでの7機種と豊富に揃っています。

例えば、「経済性を重視している」「消費電力が少ない」といった家族は蓄電池容量が4.2kWhがおすすめで、「電気を自給自足したい」「消費電力が大きい」といった家族の場合は13kWhの蓄電池が推奨されます。このように、どのような家庭にも合うようにラインナップが形成されているのです。

しかも屋内外のどちらにも設置できるようになっているため、どのような住宅にも設置することができます。簡易基礎で取り付けられるのも特徴で、基礎工事の工程を削除することも可能なのです。

最新技術や機能を組み合わせて、将来を見据えた展開が強み

シャープは太陽光発電システム開発のパイオニアとして知られており、蓄電池でも国内有数のトップメーカーです。こうした高い評価を得ているのは、歴史や実績を積み重ねていることはもちろん、新しい技術や機能を次々に導入しているからです。

今回のコラムでは、クラウドサービスとAIを組み合わせた「COCORO ENAERGY」という技術についても紹介しました。クラウドサービスを活用することで、独創的なサービスが利用できますが、さらに新しい機能が追加されていくのも特徴です。つまりシャープの蓄電池は、時代に合わせて進化していくことができるのです。

今ある技術はもちろん、こうした将来を見据えたサービス展開もシャープの強みと言えるでしょう。蓄電池を導入する際は、ぜひシャープの製品も検討してください。

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