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売電より蓄電するほうがお得!太陽光発電で自家消費をするメリット

2022.03.06 お役立ちコラム

太陽光発電システムは高額な買い物ですが、固定価格買取制度があるため、発電した電気を10年間は固定価格で売電することができます。価格は太陽光発電システムを導入した年度によって異なり、10年経過すると売電価格が下がります。
そこで今回の記事では、太陽光発電システムを導入するにあたって、売電価格はいくらになるのか、大幅に下がった場合にはどのように対処すれば良いのかなどについてご説明します。また、発電した電気を売電するのではなく、自家消費をすることによって得られるメリットについてもご紹介します。

固定買取価格制度が終了した後の売電価格はいくら?

電力会社やプランによって売電価格は違いがありますが、2009年〜2021年までのあいだで、売電価格は下がっています。しかし、固定価格買取制度が終了した後の売電価格は、およそ8円です。2009年~2010年度はおよそ48円という売電価格だったため、非常に下がったことがわかります。
売電価格の原則は、太陽光発電システムなどの導入に必要だった初期費用を回収できるようにすることです。そのため、売電価格が下がってきているというのは、それだけ施工などにかかる初期費用が安くなってきたことを意味しています。

余剰売電と全量売電の違い

売電の方法には、余った電気を売る余剰売電と、太陽光発電システムで作った電気をすべて売る全量売電の2種類があります。
余剰売電とは、太陽光発電で発電した電気を、まずは家庭消費に利用し、その際に余った分の電気を売電する方法です。余剰売電の対象になるのは、10kw以下の太陽光発電(家庭用)です。日本の一般的な住宅の屋根に設置される太陽電池は4〜5kwhが多いため、基本的には余剰売電になります。
一方、全量売電とは、太陽光発電で発電した電気を家庭では使わず、すべて売電にまわしてしまう方法です。全量売電を行うのは、発電によって利益を得ることを目的とした場合で、50kw以上の発電が可能な場合に限られます。そのため、一般家庭で全量売電が行われることは基本的に無く、主に産業用の太陽光発電の場合に使われる方法です。

自家消費と余剰売電はどっちがお得?

電気を自宅で使うのと売電するのはどちらがお得なのか、気になる方も多いでしょう。売電価格は年々下がっており、最近では売電単価が家庭で使った電気料金単価を下回っています。そのため、余剰電力を売った際に得られる利益より、売電せずに節約する電気料金のほうが大きく、自家消費をしたほうがお得になります。売電価格は今後も低下すると言われているため、電気を自家消費したほうがメリットは大きいです。

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太陽光発電で自家消費をする主なメリット4つ

太陽光発電で作った電気を蓄電池に充電して自家消費することには、たくさんのメリットがあります。ここでは、その中でも特に代表的なメリットを4つご紹介します。

電気料金を節約できる

太陽光発電で作った電気を自家消費すれば、その分電力会社から買う電気量を減らすことができ、結果的に電気料金を抑えられます。また、太陽光発電システムで作った電力で最大需要電力を抑えられれば、電気の基本料金も低くなることがあります。
加えて、蓄電池も導入することでさらに電気料金を節約できるようになります。蓄電池を使わなかった場合は、太陽光発電で作った電気は日中しか消費できず、余った分は安い価格で売電することになります。しかし、蓄電池を使えば電気を貯めておけるため、時間帯を問わず電気を自家消費することができます。

災害が起こっても電気を使用できる

太陽光発電システムには、停電中でも非常用の電源として使うための機能「自立運転モード」が備わっています。これがあることで、万が一の災害があった際も安心して電化製品を使うことが可能になります。
しかし、自立運転モードは停電になったからといって勝手に切り替わるものではないので、注意が必要です。停電が起こった場合には、主電源と太陽光発電のブレーカーを切ったうえで、手動で自立運転モードに切り替えるといった作業が必要です。万一の際、急にやろうとしても焦ってしまう可能性があるので、避難訓練の要領で、事前にやり方を確認しておくことをおすすめします。

環境に優しい生活ができる

太陽光発電システムは、発電する際に二酸化炭素が発生しません。また、太陽光は再生可能エネルギーのため、発電する過程でエネルギー源が減ることもなく、繰り返し使用できます。石炭や石油などのエネルギー源は有限であり、将来的には枯渇してしまうことが懸念されています。その点、太陽光発電システムで作った電気を使うことは、地球環境を守ることに繋がり、環境に優しい生活を実現することができます。

補助金が支給されることがある

自家消費を目的とした太陽光発電システムを導入する場合、国や自治体から補助金が支給されることがあります。ただし、補助金を利用する場合は国や自治体が定めた条件をクリアしなければなりません。また、太陽光発電システムの設置にはある程度の時間がかかります。施工が完了し、稼働していなければ支給されないケースもあるため、詳細については国や自治体に問い合わせるようにしましょう。

太陽光の売電より蓄電して自分で使うほうがメリットは大きい

売電価格が年々下がっている現在、個人の住宅で太陽光発電システムを使う場合は、売電するのではなく自家消費したほうがお得だと言えます。また、自家消費する際には太陽光発電システムに加えて、蓄電池を導入するのがおすすめです。蓄電池を利用することで、太陽光発電で得た電気を充電し、普段の生活にはもちろん、停電などの有事の際にも役立ちます。
エコそらくんでは、太陽光発電システムだけでなく、蓄電池についても販売・施工を行っています。導入を検討している方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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