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目立たない太陽光パネルは屋根一体型!メリット・デメリットとおすすめの商品

2021.06.21 お役立ちコラム


太陽光パネルを設置したいと考えていても、「目立たない太陽光パネルが良い」「屋根一体型太陽光パネルが人気だがどこが良いのか、メリットやデメリットが分からない」という方も多いでしょう。
そこで、目立たない太陽光パネルとして人気の屋根一体型タイプについて、メリットやデメリット、おすすめの商品を紹介します。

目立たない太陽光パネル!屋根一体型の特徴

目立たない太陽光パネルとして注目を集めている屋根一体型タイプは、その名の通り屋根と一体になっており、太陽光パネルが目立たないことが魅力です。住宅の見た目を重視する人にとってメリットが大きいでしょう。
また、屋根に太陽光パネルを設置する場合は設置のための穴を開けることが一般的ですが、屋根一体型は屋根に穴を開けずに設置できるため、雨漏りをする確率も低くなります。
ただし、屋根一体型の目立たない太陽光パネルは、メンテナンスに費用がかかることがデメリットです。太陽光パネルは屋根と一体型になっており簡単に交換できないため、こまめにメンテナンスをしなければなりません。
さらに、屋根に置くタイプの太陽光パネルが固定資産税がかかりませんが、屋根一体型の太陽光パネルは固定資産税を支払わなければならない点にも注意が必要です。

目立たない太陽光パネルおすすめの商品

目立たない太陽光パネルとして人気の屋根一体型商品のなかで、特におすすめの2つの商品を紹介します。

目立たない太陽光パネル①シャープ「NU-65K5H」

NU-65K5Hは、住宅と調和することを重視した瓦型の太陽電池モジュールです。太陽電池モジュールの大きさや形は扁平瓦と同様の設計のため段差がきれいに見え、低反射ガラスを使うことで効率良く光を取り込み取り込めます。
また、効率的に発電するために太陽電池の裏を膜で覆っており、これまでと比較してたくさんの電流を外部に取り出せるようになったため、効率的に発電できます。
さらに、強い風や雨でも劣化しにくい独自設計を採用しています。端子ボックスの内部に樹脂を入れることによって、結露や雨水が入ることを予防し、故障のリスクを軽減させているのです。
加えて、部品の数を減らすことによって、施工工事を行えます。太陽光パネルは1枚から交換できるため、メンテナンスに関するデメリットも解消できるでしょう。
なお、天候や設置する場所によっては太陽光パネルの表面の色が異なって見えるケースがありますが、品質や出力に影響はありません。NU-65K5Hの仕様は以下の通りです。

形 名 NU-65K5H
モジュール変換効率 15.1%
公称最大出力 65W
公称最大出力動作電圧 14.58V
公称最大出力動作電流 4.46A
公称開放電圧 17.90V
公称短絡電流 4.68A
外形寸法(長さ×幅×厚み) 1575×361.5×30.2mm
(1535×280×30.2mm)
質量 6.0kg

目立たない太陽光パネル②カネカ「VISOLA®E-AH420」

カネカのE-AH420は、瓦と同じように段差ができるよう設計されており、瓦と混ぜて設置することによって太陽光パネルが目立ちません。
さらに、カネカのE-AH420は強い風や雨でも劣化しにくい素材で作られていることが特徴です。開発の際には風洞実験装置を利用し、風や水に対する性能のチェックを行っています。
また、E-AH420は本物の瓦の半分程度が重さであり、軽量化されているため建物そのものや屋根に負担がかかりません。築年数が経過しており建物に負担がかかることは不安だという方でも、安心して取り入れられるでしょう。
E-AH420の仕様は以下の通りです。

形 名 E-AH420
モジュール変換効率 19.1%
公称最大出力 42.0W
公称最大出力動作電圧 9.47V
公称最大出力動作電流 4.43A
公称開放電圧 11.87V
公称短絡電流 4.72A
外形寸法(長さ×幅×厚み) 1,039 × 348.2mm
質量 5.5kg

目立たない太陽光パネルはソーラーカーポートもおすすめ

目立たない太陽光パネルを導入したいものの、屋根一体型のデメリットが解消できないと感じる場合には、ソーラーカーポートを導入する方法も有効です。
ソーラーカーポートは、外観にほとんど影響なく太陽光発電システムを利用できます。また、ソーラーカーポートには様々な種類があり、住宅の雰囲気が好みに合わせて選択することも可能です。もともとカーポートの設置を検討していた場合には、カーポートの上の部分のスペースを使うことで防災対策や電気代の節約効果を得られます。
ただし、カーポートを導入するサポートの導入を検討していなかった場合には、カーポートを設置する費用がかかってしまう点がデメリットだといえるでしょう。
なお、カーポートは建築物のため、設置する場合には申請書を提出しなければなりません。

美観を重視するなら目立たない太陽光パネルの利用を検討しよう

目立たない太陽光パネルは、住宅の見た目をほとんど変えることなく太陽光パネルを導入できることや、屋根に穴が空くことはないため雨漏りを予防できることがメリットです。
しかし、屋根に置くタイプの太陽光パネルと比較するとメンテナンス費用が高いことや固定資産税を支払わなければならないことがデメリットでしょう。
目立たない太陽光パネルを導入する方法としてはソーラーカーポート設置という方法もあります。
目立たない太陽光パネルのメリットやデメリット、商品の種類をチェックして、どの太陽光パネルが良いのか検討しましょう。