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新築への太陽光発電と蓄電池設置の相談は専門業者へ!ハウスメーカーは高い?

2022.01.03 お役立ちコラム


新築住宅では、蓄電池と太陽光発電システムをセットで導入したほうが良いのではと考える方も多いのではないでしょうか。太陽光発電システムは後付けすることが可能であり、補助金も申請できるため、設置するタイミングはいつでも良いといえます。そのため、すでに新築住宅が完成している場合でも、蓄電池や太陽光発電システムを導入することでメリットを得られるのです。
新築に太陽光発電システムを導入するのがおすすめの理由や、蓄電池とセットで設置するメリット、注意点を紹介します。

新築で太陽光発電システムを設置するのがおすすめの理由

太陽光発電システムを設置する場合、新築時がメリットを得やすいです。なぜ新築で太陽光発電システムを設置するのがおすすめなのか、主な理由を2つ紹介します。

最適な場所に設置できる

太陽光発電システムを導入する場合、屋根の形や造りを設計すると、効率よく太陽光パネルを配置できたり、パワーコンディショナを設置できたりします。すでに造られた屋根に合わせて製品を選ぶのと比較して、パネルベースで屋根を設計したほうが無駄なく太陽光パネルやパワーコンディショナーを配置できるため、費用対効果も上がるでしょう。

施工費用を抑えられる

太陽光発電システムの設置には費用がかかるため、金融機関からのローンを利用することが多いです。太陽光発電システムといった動産ローンは、住宅ローンと比較すると金利や返済年数にデメリットがあります。新築の建築費用と同時にローンを組めば、住宅ローンの低い金利や長期返済のメリットを得て太陽光発電システムを設置できることがメリットです。
さらに、新築工事で使われる重機、足場を使って太陽光パネルやパワーコンディショナーを設置できるため、施工費用を大幅に抑えられることもあります。

ハウスメーカーに依頼する場合の注意点

新築を依頼するハウスメーカーに蓄電池や太陽光発電システムの依頼する場合は、注意が必要です。ハウスメーカーでは商品を選べなかったり、価格が高かったりするためです。ハウスメーカーに依頼する主なデメリットについても確認していきましょう。

種類を選べないことがある

ハウスメーカーに太陽光発電システムや蓄電池の設置を依頼する場合、扱っている商品が限定されており、好きなものを選べない可能性があります。ハウスメーカーによっては、商品を選べないうえに蓄電池は別紹介(専門業者へ外注)になることもあるでしょう。

設置工事費用が高い

ハウスメーカーに太陽光発電システムを依頼した場合は、40~60%ほど費用が高くなるため注意が必要です。ハウスメーカーが高い理由は、販売数が少なく、蓄電池は別の業者に発注するケースもあるためです。蓄電池や太陽光発電システムを扱う業者に仲介する際の手数料が上乗せされることが多いため、価格が高くなるのだといえるでしょう。

費用の考え方

新築は見た目を重視する方が多いため、瓦一体型といった屋根の見た目がスッキリとしている種類が人気です。瓦一体型はkwあたりの価格が高いですが、価格を比べる際には瓦一体型のパネルを設置する際に節約できる屋根の素材の費用を割り引いて計算しなければなりません。

太陽光発電システムを後付した場合の保証内容


新築で太陽光発電システムのみ、蓄電池のみなど、他の業者に依頼する方法もあります。
例えば、太陽光発電システムを後付けする場合は、新築工事が終わった後に設置工事を行うため、およそ15万円の足場代がかかります。屋根葺き工事と同時に設置工事をすれば費用を節約できるため、同時に工事を計画するとよいでしょう。
ただし、建設業者は「他の業者と同時に工事をしたくない」というケースがあります。はっきりと断られることがなくても、ハウスメーカーの担当者から「屋根の保証がつかなくなる」といわれることもあるでしょう。
しかし、ハウスメーカーの担当者にしっかりと説明を求め、どの程度保障がなくなるかを確認することが大切です。

屋根の保証は交渉することが大切

屋根の保証は、雨漏り保証、屋根の破れ・穴あき保証、色あせ保証などがあります。
パネルを固定する際に屋根に穴を開ける工事が必要な太陽光発電システムのメーカーが多いことから、穴あき保証については受けられないことが一般的でしょう。
ハウスメーカーのなかには、交渉することで太陽光発電システムの設置以外での屋根の穴あきや色あせを補償してもらえることがあります。特に、自社で太陽光発電システムに注力していないハウスメーカーは、前向きに交渉してくれる可能性が高いです。

雨漏り保証はつかなくなる

雨漏り保証は、建築業者が10年間保証をつけることが義務付けられています。しかし、太陽光発電システムを別の業者に依頼した場合、ハウスメーカーの保証はなくなります。
なお、雨漏り保証は太陽光発電システムの業者が提供することが多いため、実際には保証が完全になくなるわけではなく、保証は引き継がれるため安心です。

蓄電池と太陽光発電システムをセットで導入するのがおすすめの理由

蓄電池と太陽光発電システムは、同時に設置することでFIT終了後も経済面でメリットを得られるほか、電気代の節約や停電の際に電気を使えるなどのメリットがあります。それぞれ詳しく見ていきましょう。

電気代を抑えられる

消費税が10%になったため、電力会社も電気料金を引き上げました。夜の天気料金が安いプランを活用すると、夜に蓄電池に充電して、昼間は蓄電池に充電していた電気を使用できるため電気代の節約につながります。

FIT終了後でもメリットを得られる

太陽光発電システムのFIT期間は、固定価格で電気を買い取ってもらえますが、FIT終了後の電気の買い取り価格は大幅に下がります。約5分の1になるため、売電収入はほとんど得られないと考える方が多いでしょう。
しかし、蓄電池を導入して作った電気を自宅で自家消費すれば光熱費を節約でき、うまく活用すれば光熱費をゼロ円にできる可能性もあるのです。

停電時に電気を使用できる

災害で停電した場合、家電製品が使用できずテレビも見れないため、安否確認や情報収集ができないといった問題が起こります。しかし、蓄電池があれば昼間に太陽光発電システムで作った電気を充電することが可能であり、夜でも家電製品を使えます。災害に備えて蓄電池と太陽光発電システムを設置していれば、災害が起こっても普段と変わらず生活できることは大大きなメリットであり、安心感にもつながるでしょう。

新築住宅には蓄電池と太陽光をセットで設置しよう

新築住宅を依頼するハウスメーカーは、設計や施工を一貫して請け負うことによって仲介手数料を抑えられるメリットです。また、オプションで太陽光発電システム、蓄電池の設置設置を勧めるケースがあります。
しかし、ハウスメーカーは太陽光発電システムや蓄電池の専門業者を扱う業者ではありません。そのため、太陽光発電システム、蓄電池の設置は他の業者を仲介することが多く、割高になることがあります。
新築住宅で蓄電池や太陽光発電システムを設置する際には、専門業者に依頼することが大切です。専門業者のプロのスタッフに相談すれば、予算や希望をヒアリングし、こだわりの新築住宅に最適な商品を提案してもらえます。新築住宅に設備を導入する際にはハウスメーカーではなく専門業者へ相談しましょう。

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