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エコキュートの寿命は何年?寿命が短くなる原因や故障のサインもご紹介!

2020.02.10 お役立ちコラム

エコキュートの寿命は何年?寿命が短くなる原因や故障のサインもご紹介!エコキュートは2001年に販売が始まったため、初期のエコキュートを購入した場合は20年程度使用していることになるでしょう。

エコキュートの寿命は最大でも15年、平均10年といわれているため、エコキュートの販売開始直後に購入している場合は、基本的には耐用年数を過ぎていると考えた方がいいでしょう。

耐用年数が過ぎていると、不具合が起こっていたり、故障をしていたりする可能性が高く、パーツを交換したり、エコキュート本体を交換したりといったことを検討しなければなりません。

そこで今回は、エコキュートの耐用年数を基準に寿命が短くなる原因や故障しているかどうかを見極めるポイントについて紹介します。

エコキュートの寿命は何年?寿命が短くなる原因についてもご紹介

先ほども申し上げた通り、エコキュートの寿命は最大でも15年、平均でも10年と言われております。

しかし、間違ったエコキュートの使い方をすれば寿命も短くなっていくものです。では、エコキュートはどのような理由で寿命が短くなってしまうのでしょうか?

ここでは、エコキュートの寿命が短くなる原因と理由について紹介します。

機器に適さない入浴剤の使用

入浴時には、入浴剤を使うことを日課にしているという人も少なくありません。しかし、入浴剤には様々な種類があり、普段使っている入浴剤の種類によっては、エコキュートの寿命を短くしているものも存在します。

エコキュートには説明書が付属しており、説明書にはエコキュートに使える入浴剤と使えない入浴剤についても明記されています。

エコキュートに使用できない入浴剤を使うと、貯湯タンクの中が腐敗したり配管が劣化したりと、エコキュートの寿命が短くなる原因を作ってしまいます。

一般的に、エコキュートに使えない入浴剤として以下のタイプが挙げられます。

  • 酸や硫黄、アルカリといった塩分が配合されている入浴剤
  • 薬草が配合されているといった固形物が含まれている入浴剤
  • とろみがついた入浴剤
  • お湯が濁る入浴剤

使える入浴剤の種類はエコキュートの種類によっても違いがあるため、入浴剤を使う前にしっかりと説明書でチェックしておきましょう。

機器に適さない環境への設置

エコキュートを設置する場所として、最適ではない環境が存在します。例えば、屋外でホコリが多かったり湿気が高かったりする場所は、エコキュートを設置するのには適していないといえるでしょう。

エコキュートの周りに空間がない場合も寿命を短くする原因になるため、エコキュートを置く場所を慎重に検討することが重要です。

また、海の近くで潮風が当たってしまう場合や、寒冷地は、それぞれの環境で使用できる専用機器を使わなければなりません。

エコキュートに適さない環境への設置は避けるようにしましょう。

井戸水や温泉などの水質の利用

井戸水を使用するエリアや温泉が出ているエリアでエコキュートを使うと、エコキュートの寿命が短くなる可能性があります。

また、温泉や井戸水を使っているとメーカー保証を受けられないため、トラブルが発生した場合に無料保証の対象外になることにも注意が必要です。

そのため、井戸水や温泉水を使用するエリアでエコキュートを利用する場合には、エコキュートの寿命が通常よりも短くなることを認識したうえで使用する必要があります。

しかし、近年では井戸水を使用できるエコキュートも販売されているため、井戸水に対応したエコキュートを使うことで故障しにくく、メーカー保証の対象になるでしょう。

寿命が近いエコキュートの特徴3つをご紹介

エコキュートの寿命が近づくと、様々な不具合が起こります。「どのような不具合が起こるの?」と疑問に感じていることでしょう。

ということで、寿命が近くなった場合に起こる症状について3つ紹介します。

お湯に関するトラブルの増加

お湯に関するトラブルが増加し始めたのなら、エコキュートの寿命が近くなっている可能性が非常に高いです。

ただ、エコキュートの給湯ができない、蛇口からお湯が出ないといったお湯に関するトラブルが増えた場合には、お湯を全て使った時に起こる「お湯切れ」の症状であるケースもあるため、最初にお湯を沸かして様子を見ましょう。

また、温度をコントロールするパーツが劣化しているケースもありますが、パーツが劣化している場合は本体をリセットすれば症状が直る可能性があります。

本体のリセットをしても症状が改善されない場合には、パーツの劣化やお湯の探知機が故障している可能性があるため、修理もしくは交換をしなければなりません。水が全く出ないというケースは、地域が断水していないか、止水栓が閉まっているかを確認しましょう。

機器本体からの水漏れ

エコキュートそのものが劣化している、配管が劣化している場合や、貯湯タンクが破損している場合には、本体から水漏れを起こします。故障や劣化が原因の水漏れは直せないため、部品の交換を行いましょう。

機器から発生する異音

エコキュートの寿命が近くなると、本体から異音が発生やエラーメッセージが頻繁に出ます。エコキュートの寿命が近くなると不具合が起こるたびに修理代がかかり、合計の修理代が高くなってしまうことから、エコキュートそのものを買い換えた方が良いでしょう。

エコキュートの寿命が近くなったなら交換を検討しよう

エコキュートが保証期間を過ぎてしまうと、部分的ではなく様々な部品でトラブルが発生する可能性が高いです。不具合を点検したり故障箇所を修理したりするためには毎回費用がかかるため、10年程度使用しているエコキュートでトラブルが発生した場合には、新しいものに買い換えることを検討しましょう。

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