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エコキュートのリースと購入はどちらがお得? メリットとデメリットとは
エコキュートは高額なため、購入すべきかリースで利用すべきか悩む人も多いのではないでしょうか。
そこで、エコキュートを導入する際、リースと購入どちらがよりお得なのか、エコキュートの特徴やコストについてもあわせて紹介します。
エコキュートのリースと購入それぞれのメリットとデメリットを知ろう
エコキュートのリースと購入はどちらがお得なのかを知るために、まずはそれぞれのメリットとデメリットを確認しておきましょう。メリットとデメリットを知ることで、どちらが自分の家庭に適しているのかを判断することにもつながります。
エコキュートのリースのメリットとデメリット
エコキュートのリースは、一定期間エコキュートを貸し出すサービスであり、リース期間が短いサービスや長期間借りられるサービスなど様々です。エコキュートをリースする際のメリットとデメリットを紹介します。
エコキュートのリースのメリット
エコキュートは機械を購入しなくても、リースで利用することが可能です。エコキュートリースする際のメリットは、毎月の定額の支払いのみでエコキュートを利用できることや、リース期間中は基本的に修理がかからないことが挙げられます。
リースサービスは、契約期間中であればエコキュートを使用できるものであり、利用期間中にエコキュートが壊れた場合は専門業者が無料で修理を行ってくれることが特徴です。ただし、故利用者側の過失によって故障した場合の修理代金は有料というケースもあります。
なお、契約期間中にエコキュートを解約した場合、違約金が発生することが多いため注意が必要です。そのため、エコキュートのリースを利用する場合には、契約内容や契約期間をしっかりと確認しましょう。
エコキュートのリースのデメリット
エコキュートをリースする際のデメリットとしては、標準取付費以外に工事が必要な場合には別途費用がかかることと、リース契約期間が終わった後は取り外し費用がかかることが挙げられます。また、補助金制度の対象外であることや固定資産税や金利がかかることもデメリットです。
エコキュートをリースする際、基本的には毎月の支払いのみで使用できます。標準取付費は込みで料金が設定されているため他の出費を意識せずに利用できますが、標準取付費以外に設置する台やガス配管工事が必要な場合には別途費用を支払わなければなりません。
また、自然災害や誤った使い方で故障した場合の費用は有料です。
他にも、エコキュートを購入した場合、自治体によっては補助金が支給される場合がありますが、リースは補助金制度を使えません。毎月の出費を節約できますが、全て合計すると若干コストが高くつく場合もあるでしょう。
エコキュートを購入した際のメリットとデメリット
エコキュートを導入する際に、リースではなく購入したいという場合もあるでしょう。高額なエコキュートですが、購入することによってリースとは異なるメリットを得られる場合があります。そこで、エコキュートを購入した場合のメリットとデメリットを見ていきましょう。
エコキュートを購入した際のメリット
エコキュートを購入すれば、返却する必要がないこと、トータルコストが安くなることがメリットです。また、自治体によっては補助金制度を利用できる場合もあり、お得にエコキュートを導入できる可能性があることもメリットだといえるでしょう。
エコキュートを購入すると、エコキュートが自分のものになり手元に残ります。エコキュートのリースでは、契約期間が終了した返却しなければなりませんが、購入すれば返却する必要はありません。丁寧に扱うことによって、リースする場合と比較して長期間活用できます。そのため、トータルコストはリースよりも抑えられる可能性があるのです。
また、自治体によってはエコキュート補助金制度が用意されている場合もあり、お得にエコキュートを導入できる点もメリットだといえます。
エコキュートを購入した際のデメリット
エコキュートは、初期費用がかかることや保証制度に加入していないと修理費がかかることがデメリットです。
標準取付工事費以外に、電気工事費や配管工事費、パーツ費用など、導入する際に大きなコストがかかることが特徴です。
また、エコキュートを購入する際に保証制度に加入していないと、高額な修理費用がかかる場合があります。しかし、エコキュートの販売設置業者は、定価から 8割引など安い価格でサービスを提供しているケースが多いです。
近年ではエコキュートを低価格で購入できるようになっているため、エコキュートの発売当初と比較して初期費用は下がっており、購入しやすいといえるでしょう。
エコキュートのリースと購入はどちらにもメリットとデメリットがある
エコキュートを購入した場合、初期費用はかかりますが、トータルするとコストを抑えられることがメリットです。長時間使用する場合や、エコキュートを手元に残したい場合には購入する方法が有効だといえます。エコキュートの販売設置業者によっては、エコキュートの本体価格が定価よりも低い価格で販売しているケースや、自治体の補助金制度を活用できるケースも多いです。
一方、エコキュートをリースする場合、毎月の出費額が一定であり、エコキュートのリース契約期間終了後はエコキュート返却するため手元に残りません。導入コストを抑えたい人や、10年以上エコキュートを置いておきたくないという場合にはリースがおすすめです。
エコキュートを導入する際の状況や、数年後・数十年後のライフスタイルなども加味して、リースするのか購入するのかを決めましょう。