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お役立ちコラム
住宅ローンの借り換え時に蓄電池+太陽光にしよう!毎月の負担を減らせる理由
新築を購入する際には、35年の住宅ローンを組むケースが多く、完済する際に支払う金利は数百万円に上ることも少なくありません。住宅ローンの支払いをしているなかで、蓄電池の導入を検討している方もいるでしょう。住宅ローンの借り換えをする際に、蓄電池や太陽光発電システムの設置費用を抑える方法を紹介します。
蓄電池や太陽光の負担を減らせる人とは
蓄電池や太陽光の購入額を軽くできる方は、住宅ローンが1,000万円以上残っている方、返済期間が10年以上ある方、借り換えした際の金利の差が1%以上の方が挙げられます。
毎月の負担が少なくなる理由
住宅ローンの借り換えを行なって金利を少なくして、住宅ローンで払う金額を低くして差額で蓄電池や太陽光の購入費用に充てる仕組みです。借り換え時に条件が設けられていることがありますが、住宅ローンは変動金利で0.3%前後になることもあります。そのため、総支払額が500万円以上変わるケースもあるのです。
住宅ローンの借り換え時に太陽光蓄電池を設置するメリット
住宅ローンの借り換え時に、蓄電池や太陽光発電システムを設置することで得られる3つのメリットを紹介します。
総返済額が少なくなる
金利が低い住宅ローンに借り換えすると、総返済額を減らすことが可能です。また、住宅ローンの残高があったり金利差があったりする場合、借り換えによる差益も大きいでしょう。
差益を購入費用に充てられる
住宅ローンを借り換えすることで抑えられた総返済額の差益は、太陽光発電システムや蓄電池を購入する費用に充てられます。返済期間や残高によって異なりますが、900万円の差益が発生するケースもあります。
長期固定金利に変更できる
住宅ローンが変動金利の場合は、10年もしくは20年など長期固定金利に借り換えできます。変動金利は金利が上がる可能性がありますが、固定金利はその名の通り金利が変動しません。さらに、近年は低金利で1%台の固定金利の住宅ローンを組めることもあります。
借り換えする際に注意すべきことや確認事項
住宅ローンの借り換えをする場合、金利が変動することや、借り換え自体ができないことがあるため注意が必要です。そこで、住宅ローン借り換え時に注意すべきことや確認事項を紹介します。
金利が変動する可能性
固定金利から変動金利に借り換える場合には、注意が必要です。金利は為替や物価、景気で左右され、低金利がいつまで続くかはわかりません。これまでの金利のほうが良かったと後悔する可能性もあります。
借り換えできないこともある
同じ金融機関での借り換えや、民間の金融機関の住宅ローンから公的な住宅ローンへの借り換えはできません。また、独立や転職をして1~3年未満の方や、住宅ローンを借入した時よりも収入が下がっている方、健康状態に問題があるなど、いずれかに当てはまると借り換えできない可能性が高いでしょう。さらに、物価の価値が大きく下がっていたり、住宅ローンの返済期間中に延滞をしたりといった場合は借り換え不可となることがあります。金融機関としては、長期間金利を支払ってくれる客を手放したくないため、ネットバンクやメガバンクは借り換え不可としていることが多いです。
一方、地方銀行は借り換えできることが多く、住宅ローンの条件を変更をするという方法で蓄電池や太陽光発電システムを組み込み、見直しをしてくれることもあります。交渉や銀行の判断によるため、相談してみましょう。
住宅ローンの借り換えにかかる費用
住宅ローンを借り換える際には、印紙税、保証料、事務手数料のほか、司法書士に支払う抵当権設定費用、抵当権抹消費用がかかります。また、登録免許税もかかるため注意しましょう。
総額は、司法書士への報酬額や、住宅ローンの返済期間によって異なります。状況によっては印紙税や事務手数料以外の費用がかかることもあるでしょう。
蓄電池と太陽光発電システムをセットで導入するメリット
蓄電池は、災害が起こり停電した場合に非常用電源として利用できます。蓄電池に電気を溜めておけるため、一定期間は電気を使って通常の生活を送れるでしょう。特に、介護が必要な家族や小さい子供がいる家庭では、電気を使用できないと危険な場合もあります。
また、太陽光発電システムを導入していれば、昼間天気が良い日は発電・供給でき、発電量が多ければ蓄電池に充電して夜に電気を使用できます。しかし、太陽光発電システムのみでは、電気を溜めておけません。そのため、蓄電池と組み合わせることで有効活用できるのです。
住宅ローンの借り換え時には蓄電池と太陽光をセットにしよう
住宅ローンの借り換えをすることによって、差益を得られます。また、難しい手続きをしたくないという場合は、保証人が不要のソーラーローンや頭金が不要なローンを利用すれば、手軽かつスピーディーに導入資金を得ることが可能です。
蓄電池や太陽光発電システムの設置を検討している場合は、専門業者に相談してみましょう。製品選びについてはもちろん、住宅ローンやソーラーローンについても合わせてアドバイスをしてもらえます。