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田淵電機の蓄電池「エネテラス」とは?設置価格や補助金制度について

2021.07.15 お役立ちコラム


蓄電池は各メーカーから様々な種類が発売されていますが、自分の家庭に最適な蓄電池を選択するのが難しいと感じる方も多いでしょう。
そこで今回は、田淵電機から発売している蓄電池エネテラスについて、蓄電池のスペックや特徴、魅力を紹介します。

田淵電機の蓄電池「エネテラス」の特徴

田淵電機の蓄電池エネテラスの仕様は以下の通りです。

容量:4.0kWh
充放電電力/充電電力:2.0kw
放電電力:2.0kw
寿命:12,000サイクル
サイズ:W476×D305×H850
重量:85kg
発電モード:シングル発電
保証期間:10年間

保証期間は10年間あり、長期間安心して使用できます。また、補助金対象の蓄電池となっており蓄電池の導入費用を抑えたいという方にも最適だといえるでしょう。

田淵電機の蓄電池「エネテラス」の魅力

田淵電機のエネテラスにはどのような魅力やメリットがあるのかを紹介します。

経済効果が高い

田淵電機のエネテラスは「スマートモード」と呼ばれるモードを選ぶことが可能であり、経済効果が高いことが魅力です。
これまで発売されてきた家庭用蓄電池は、基本的にグリーンモードや経済モードしかありませんでした。経済モードとは電気料金が低い夜の時間帯に蓄電池に充電し、電気料金が高い時間帯に溜めていた電気を使用する方法です。太陽光発電システムで発電できる時間は、発電した電気を家庭で消費し、余った電気を売電するという仕組みです。
グリーンモードは太陽光発電システムで余った電気を蓄電池に溜めておき、電気が必要な際に送電するため、環境に優しい電気の使い方ができることがメリットです。
田淵電機のエネテラスにあるスマートモードとは、グリーンモードと経済モードをセットにして1日2回充電と放電を行うモードです。
夜の電気料金が安い時間帯にエネテラスに電気を溜めて、朝に放電し、昼間は余った電力を使って充電。夕方に保存するという仕組みです。
エネテラスは容量が小さいため、電気を使う量が多い家庭は1回充電しただけでは朝と夕方に使う電力をカバーするのは難しいでしょう。しかし、1日2回充電と放電をすることによって朝と夕方の時間帯それぞれで蓄電池の電力を使うことが可能であり、容量が小さなエネテラスでも経済的なメリットを得られることが特徴です。

寿命が長い

田淵電機から発売されているエネテラスは12,000サイクルと寿命が長いため、1日2回の充電と放電をしても長期間使用できます。また、エネテラスは経年劣化しにくいリン酸リチウムイオン電池セルを使っているため、経年劣化したとしても、およそ7割の蓄電容量をキープできます。

壁掛け設置できる

田淵電機のエネテラスは、重さが30kgと他の蓄電器と比較すると非常に軽いうえにサイズが小さいため、床置きではなく壁掛け設置が可能です。特に都心の住宅は屋外に設置できるスペースがなく、これまで発売されていた大きなサイズの製品は設置できないケースもありました。
田淵電機の蓄電池エネテラスは壁掛け設置が可能なため、狭い場所にも設置しやすいでしょう。

田淵電機の蓄電池「エネテラス」の設置に向いている家庭とは

田淵電機のエネテラスは、どのような家庭に適した蓄電池なのでしょうか。エネテラスの設置が向いている家庭の特徴について紹介します。

電気の使用量が多い

田淵電機のエネテラスは1日2回のサイクルで稼働するため、太陽光発電システムで発電した電力と夜の電気料金が安い時間帯に電力を溜めることが特徴です。そのため、朝と夕方の電気使用量が多い家庭に最適だといえるでしょう。

新婚家庭や子供との同居を検討している家庭

単機能蓄電池は、太陽光発電システムと蓄電池で合わせて2つのパワーコンディショナーを設置しなければなりません。しかし、ハイブリッドタイプであれば1台で制御することが可能です。家族が増える可能性がある新婚家庭や子供や孫と同居する予定の方は、ハイブリッドタイプのエネテラスを設置すれば、蓄電池を後付けしたい場合でも工事の時間がかかりません。

田淵電機のエネテラスを導入する際の注意点

エネテラスを導入する前にチェックしておくべき注意点を紹介します。

パワーコンディショナーとのミスマッチ

エネテラスはパワーコンディショナーの相性が重要なハイブリッドタイプの蓄電池です。パワーコンディショナーとの相性が悪かったり、設置場所として適していない場所に無理に設置すると蓄電池や太陽光発電システムが故障することがあります。そのため、パワーコンディショナーなどの相性をしっかりとチェックしましょう。

住宅周辺のスペース

潮風の影響がある場所や寒い時期には気温がマイナスになる地域、太陽の光が当たる場所や高温多湿の場所に置くときは、注意が必要です。長期間安全に使い続けるためにも、現地調査を行い設置スペースに関してアドバイスをしてくれる業者に依頼することが重要です。

電気使用量が多いなら蓄電池「エネテラス」の導入を検討しよう

エネテラスは、1日2サイクルで稼働するため効率良く電力を溜めることが可能です。容量が大きいことも含めて、電気使用量が多い家庭に向いているといえます。
エネテラスのメリットとデメリットを確認したら、家族構成やライフスタイルに適しているかどうか、設置業者に相談しましょう。

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