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エコキュートの交換の時期とは?耐用年数と交換の見極め方をご紹介!

2020.01.07 お役立ちコラム


2001年にエコキュートの販売が開始されてから、およそ20年が経過しています。寿命は10~15年とされているエコキュートは、一般的に耐用年数を過ぎているケースが多く故障することもあり、部品の交換やエコキュート本体の買い替えを考えている人も多いのではないでしょうか。そこで、エコキュートの耐用年数、交換時期の見極め方について詳しく解説します。

エコキュートの交換の時期はいつなのか?交換のサインをご紹介

エコキュート本体の耐用年数はおよそ10~15年です。しかし、機材に使用されている部品の中には、15年経過する前に交換しなければならない場合もあるので注意しましょう。また、エコキュートの耐用年数は、実際には製品そのものの寿命だけでなく、日頃の使用方法やメンテナンスの方法で差が生じる場合もあります。
一定期間に1度手入れをしていないケースでは、一般的なエコキュートと比較して耐用年数が短くなるでしょう。エコキュートは複雑な構造をしているので、一般的なガス給湯器と比較して耐用年数が短いことが特徴です。そのため、エコキュートの部品交換のタイミングをチェックしておきましょう。

ヒートポンプの交換のタイミングは5年~15年

空気熱交換器などが搭載されているエコキュートのヒートポンプの耐用年数は、基本的に5~10年が目安です。ヒートポンプとは、空気中の熱をエネルギーに変換するための部品であり、エコキュートの部品の中でも非常に大切なものだといえます。しかし、ヒートポンプは電子回路部品のトラブルが起こりやすいことが特徴です。貯水タンクと比較して耐用年数が短くなるので、ヒートポンプは早い段階で交換しなければなりません。

貯水タンクの交換のタイミングは10年~15年

給湯器やバスタブにお湯を供給するためのエコキュートは、水を蓄積する貯水タンクが備わっています。貯水タンクには耐用年数があり、ヒートポンプと比較して若干長いことが特徴です。貯水タンクの平均耐用年数は10~15年であり、タンクの水を抜くといった手入れを一定期間に1度実施していれば10年程度は使用できるケースが多いといえます。
長く使うためにも、正しくメンテナンスを行いましょう。メンテナンスを一切行わないといった誤った使用方法は、エコキュートの耐用年数を短くしてしまうため注意が必要です。

交換のサインはお湯に関するトラブルが起きた時

エコキュートを交換しなければならないタイミングとは、エコキュートに何らかのトラブルが生じた場合です。買い換える際の目安となるのはお湯に関する不具合であり、給湯される温度が不安定である、お湯が少量であるといったトラブルがあった場合は、エコキュートの交換のタイミングだといえるでしょう。
さらに、お湯が一切出なかったり水漏れをしていたりといった場合にも交換のサインです。エコキュートから異音がする場合やエラーメッセージが消えない場合には、本体が寿命を迎えている可能性があります。エコキュートの保証期間を過ぎてしまうと修理をするのに費用がかかるので、買い換えた方が割安になるケースもあるでしょう。

エコキュートの交換時期の見極め方をご紹介!

エコキュートに様々な症状が出た場合に、自分で行える手入れの方法を試してみましょう。自分でチェックしても直せない場合は、故障している可能性が高いため、業者へ問い合わせましょう。

給油されるお湯の量が少ない

給湯が行えない蛇口から水しか出ないという場合には、お湯を使い切ってしまった際に起こる「お湯入れ」である可能性が高いので、お湯の沸きましを試してみましょう。さらに、温度調整を行う部品が経年劣化している場合がありますが、その場合にはエコキュート本体をリセットすることで改善されることがあります。
温度調整をリセットしても直らないのであれば、温度調整のパーツが劣化している、もしくは温度探知機といった部品が壊れているケースもあるので、業者に交換や修理をしてもらわなければなりません。水が一切でないという場合、断水していないかどうか、止水栓が閉まっていないかをチェックしましょう。
断水をしている場合は、断水が解消されるまで待つよりほかありません。外気の気温が低いと凍結しているケースもあります。凍結している場合、自然に解凍できないのであれば専門業者へ相談した方が良いでしょう。設定している水の量でお湯張りを停止できない場合は、設定を誤っていないかどうかを確認する必要があります。
他にも、お湯が止まらない場合には入浴剤やお湯の汚れが循環口に蓄積している場合があるため、お風呂の循環口を掃除してみましょう。掃除や設定を確認しても問題がない場合は、センサーが故障している可能性があります。

水漏れをしている

貯湯タンクの内部で水をお湯に変換すると全体の量が増えるため、膨張した分が排水口から排水されることが特徴です。その際、水漏れを起こしていると勘違いするケースがあります。ヒートポンプユニットの周りが低い温度になった場合、温度差によって結露を起こし水滴が垂れるケースもありますが、故障ではありません。そのため、本当に水漏れであるかどうかを一定時間観察する必要があります。
エコキュート本体が経年劣化していたり、配管が劣化していたりするケースや、貯水タンクが割れているといった場合は、水漏れが直らないため部品を交換しなければなりません。

何らかのエラーメッセージが頻繁に出るようになる

エコキュートが寿命を迎えると、エコキュートのセンサーや配管のパッキンといったパーツが劣化し、エラーメッセージが頻繁に出るケースがあります。

エコキュートの交換の時期を見極めよう

エコキュートの平均耐用年数は10~15年ですが、正しい方法で使用して、日常的に手入れをすることで寿命を延ばせる場合があります。しかし、10年以上経過するとメーカーには交換用のパーツがないケースもあるので注意が必要です。取り換えパーツの在庫がなければ交換や修理はできないため、早い段階で対策を検討しなければなりません。
保証期間が過ぎたエコキュートは、一箇所だけではなく様々なパーツで不具合が出る可能性が高いためです。故障や不具合の度に業者に相談して修理していると費用がかかるので、10年以上経過しており若干不具合があると感じるエコキュートの場合は、買い換えた方が割安になる場合もあるでしょう。

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