COLUMN
お役立ちコラム

Tweet

田淵電機から発売されたEIBSは、容量が大きなリチウムイオン蓄電池と、非常に効率が良いパワーコンディショナーが搭載されたハイブリッドシステムです。4種類の運転モードを選択でき、生活習慣や蓄電池を利用する目的に合わせて活用できます。
そこで、EIBSの特徴や運転モードの種類、EIBSはどんな家庭に最適なのかを詳しく解説します。

田淵電機「EIBS」の運転モード

EIBSは、蓄電モード、ノーマルモード、省エネモード、スマートモードと、4種類のモードが搭載されています。それぞれの運転モードについて詳しくチェックして、自分の家庭に適しているかどうかをチェックしましょう。

蓄電モード

蓄電モードは、停電が起こった際にも電気を使用でき、自動切り替えのため手動で設定する必要がありません。システムを設置する際に蓄電モードを設定しておくと、停電が起こった際に自立運転に切り替わるため、設定しておいた家電製品に自動で電気が供給されます。
また、停電が復旧した後は自動で切り替わることが特徴です。停電が起こったあと10秒後に自立運転に切り替わります。
なお、モーターで動く機械や運転時の電力量が大きな家電は使えないケースもあるため注意しましょう。

ノーマルモード

ノーマルモードは、電気料金の安い深夜に電気を蓄積し、朝や日中に使用できるため節電効果が期待できます。
電気料金が安い時間帯に電力を蓄積し、蓄電池から放電したり太陽光発電システムを使ったりといった方法で、購入する電力量を減らすことが可能です。

省エネモード

省エネモードは、太陽光発電システムで生成した電力を家庭内で自家消費することによって、電力自給率を上げる効果が期待できるモードです。
昼間に生成した電力は、最大2kwまで蓄電池に溜めておけます。太陽光発電システムが機能しなくなる夜の時間帯に、蓄電池に電気を使うことで電気を自給自足して環境に優しい生活を送れることがメリットです。

スマートモード

スマートモードは、2種類のモードを1日に2サイクルで放電と充電をします。
太陽光発電システムで電力を生成し、余った電気を充電する省エネモードと、安い夜の時間帯の電気を充電するノーマルモードの2種類のモードを使い分けることが特徴です。
太陽光発電システムを使って電力を充電し、電気料金が高くなる時間帯に放電することで、高い節電効果が期待できます。
ただし、家庭でどのように電気を使っているのか、太陽光発電システムの使用状況で節電効果の大きさ異なるでしょう。
なお、充電を開始する時間と終了する時間は、電気料金プランによっては変更することが可能です。

EIBSは節電意識の向上にもつながる

EIBSは、電気をどの程度蓄電しているか、消費しているかをモニターで確認することが可能です。さらに、スマートフォンでもチェックできるため、外出先でも電気の使用状況を確認できます。そのため、節電意識を保ちやすく、電気の使用状況を家族で共有できることもメリットです。

EIBSをおすすめできる家庭とは

EIBSは、太陽光発電システムを設置している家庭、もしくは今後設置を検討している家庭におすすめです。EIBSは太陽光発電システムで生成したエネルギーを効率良く活用できるモードが搭載されているため、太陽光発電システムを併用することで、より省エネにつながるでしょう。
また、蓄電池を設置するために広いスペースを確保できない場合にもおすすめです。EIBSは比較的小型で軽量タイプの蓄電池のため、設置スペースを確保しにくい家庭でも導入しやすいといえます。

EIBSをお得な価格で購入する方法

田淵電機は、シャープやパナソニック、京セラとは異なり、太陽光発電システムを扱うメーカーではないことが特徴です。例えば、シャープであれば特約店や販売店設置業者が存在しますが、田淵電機は特約店や販売設置実績が少ないため、「特定の業者がおすすめ」といったことはありません。
ただし、田淵電機のEIBSはハイブリッドタイプのため、太陽光発電システムの設置工事に慣れていない業者に依頼すると、追加費用や施工代金が高くなる可能性があります。そのため、ハイブリッドタイプの蓄電池の設置実績が多い業者から購入するのがおすすめです。

田淵電機のEIBS設置を検討しよう

EIBSは、運転モードが多彩なためライフスタイルに合わせて使用しやすく、効率的に電力を生成・消費できることが魅力だといえます。また、比較的コンパクトなため、広いスペースを確保できない家庭でも導入しやすいことがメリットです。田淵電機のEIBSの価格は業者ごとに異なるため、価格が気になる場合には業者に問い合わせをする必要があります。
エコそらくんでは、蓄電池選びや施工に関するアドバイスも行っています。施工費用や、EIBSが自分の家庭に適しているのか、ほかの蓄電池のほうが適しているのかなど、疑問や不安なことがある場合はお気軽にご相談ください。各家庭に適した蓄電池や施工方法をご提案いたします。