NEWS新着情報

COLUMN
お役立ちコラム

エコキュートを設置後の平均の電気代はいくらなのか?

2020.01.24 お役立ちコラム


エコキュートはヒートポンプシステムを利用して、大気中の熱を使ってお湯を沸かす家電です。地球環境に配慮しているというだけでなく電気代を節約できるといったメリットから、リフォームの際に導入するケースが増加傾向にあります。これまで都市ガスやLP ガスを使っていた家庭であっても、エコキュートのメリットを知って利用を検討しているケースもあるでしょう。
そこで、エコキュートの設置後の平均の電気代はいくらなのか、地域ごとに比較して紹介します。また、ガス給湯器とエコキュートではどの程度違いがあるのかについても合わせてチェックしてみましょう。

エコキュート設置後の平均の電気代はいくらになるのか?地域別にご紹介

エコキュートを設置した後の平均電気代は、地域ごとの外気の温度によって異なります。
地域と世帯人数、1カ月の平均電気代を見ていきましょう。

  • 北海道:2人 世帯/約1,600円、3人世帯/約1,900円、4人世帯/約2,300円、5人世帯/約2,700円、6人世帯/約3,000円、7人世帯/約3,400円、8人世帯/約3,700円
  • 岩手県:2人 世帯/約1,100円、3人世帯/約1,300円、4人世帯/約1,600円、5人世帯/約1,800円、6人世帯/約2,000円、7人世帯/約2,300円、8人世帯/約2,500円
  • 長野県:2人 世帯/1,200円、3人世帯/約1,500円、4人世帯/約1,800円、5人世帯/約2,000円、6人世帯/約2,300円、7人世帯/約2,600円、8人世帯/約2,900円
  • 東京都:2人 世帯/1,500円、3人世帯/約1,800円、4人世帯/約2,100円、5人世帯/約2,500円、6人世帯/約2,800円、7人世帯/約3,100円、8人世帯/約3,500円
  • 大阪府:2人 世帯/1,100円、3人世帯/約1,400円、4人世帯/約1,600円、5人世帯/約1,900円、6人世帯/約2,100円、7人世帯/約2,400円、8人世帯/約2,600円
  • 宮崎県:2人 世帯/800円、3人世帯/約900円、4人世帯/約1,100円、5人世帯/約1,300円、6人世帯/約1,500円、7人世帯/約1,700円、8人世帯/約1,800円
  • 沖縄県:2人 世帯/500円、3人世帯/約600円、4人世帯/約700円、5人世帯/約800円、6人世帯/約900円、7人世帯/約1,000円、8人世帯/約1,100円

エコキュートの設置前後の平均の電気代を比較!

エコキュート設置後と設置前にでは、電気代にいくらの違いがあるのか、5人家族の例で節約できる金額を比較してみましょう。

  • 北海道電力:従来型ガス給湯器(LPガス)/約200,900円、従来型ガス給湯器(都市ガス)/約71,600円、エコジョーズ(LPガス)/約159,000円、エコジョーズ(都市ガス)/約51,600円
  • 東北電力:従来型ガス給湯器(LPガス)/約170,200円、従来型ガス給湯器(都市ガス)/約71,200円、エコジョーズ(LPガス)/約136,000円、エコジョーズ(都市ガス)/約52,800円
  • 東京電力:従来型ガス給湯器(LPガス)/約121,700円、従来型ガス給湯器(都市ガス)/約46,500円、エコジョーズ(LPガス)/約96,200円、エコジョーズ(都市ガス)/約31,100円
  • 北陸電力:従来型ガス給湯器(LPガス)/約143,800円、従来型ガス給湯器(都市ガス)/約92,400円、エコジョーズ(LPガス)/約115,000円、エコジョーズ(都市ガス)/約72,200円
  • 中部電力:従来型ガス給湯器(LPガス)/約119,500円、従来型ガス給湯器(都市ガス)/約62,300円、エコジョーズ(LPガス)/約94,700円、エコジョーズ(都市ガス)/約44,700円

寒い地域では、エコキュートに変更するだけで約20万円もの節約になるケースもあります。

エコキュートの平均の電気代を下回るための節約術一覧

エコキュートの平均の電気代を節約するためには、夜間の電気料金のプランを見直すこと、設定温度を下げること、昼間の沸き上げを行わないことの3つが挙げられます。
エコキュートの平均の電気代を下回るためには、電気代が安くなる夜間に、次の日に使用するお湯の量を見極めることが重要です。電気料金は、プランによって時間帯ごとの電気の値段が決められており、夜間の電気が安いプランであっても会社ごとで値段に違いがあります。自分や家族のライフスタイルに合わせて、プランを見直すことが大切です。
また、エコキュートの電気代平均を下回るためには、貯湯タンクの中のお湯を沸きあげる温度設定を見直しましょう。エコキュートは、貯湯タンクの中の水とお湯を混ぜることで温度調整をして急騰するシステムです。例えば、夏の暑い時期は水道水そのものの温度が高いので貯湯タンクの中も高温であり、温度を下げる際に多くの水を使わなければなりません。お湯を使わずに余る場合があるので、無駄になってしまいます。特に夏場は、貯湯タンク内の温度設定は60度程度の低い温度にすることによって、お湯の無駄を予防することがポイントです。
温度の他に、お湯を沸きあげる量を少なく設定しておくことによって、より電気代を節約することにつながるでしょう。タンクの内部のお湯の量が減少すると自動で沸き増しをする機能の設定をオンしている場合、気づかないうちに電気代が高い昼間の時間帯にお湯を温めてしまう可能性があるので注意が必要です。お湯を使用しない場合には、自動沸き上げ機能をオフにしておきましょう。さらに、省エネモードに設定しておく方法も有効です。夏と冬では使用するお湯の量も違うので、季節によって適した温度を判断して切り替えましょう。

エコキュートの平均の電気代まとめ

エコキュートはランニングコストが高いため、導入を躊躇しているケースも多いです。しかし、可能な限り電気代を節約することで初期費用の回収につながります。住んでる地域や家族構成などから、どの程度の電気代に抑えられるのか、現在使用しているサービスから変更することでどの程度お得になるのかをチェックして、導入を検討しましょう。

太陽光・オール電化、エコキュート・蓄電池の省エネ工事などのお問合せはこちら

最新記事