NEWS新着情報

COLUMN
お役立ちコラム

長州産業の蓄電システムと蓄電池の特徴は?製品の種類も紹介

2022.03.21 お役立ちコラム

長州産業株式会社は、住宅関連の機械を製造するメーカーです。パナソニックや京セラなどの大手メーカーと比較すると知名度が高いとは言えませんが、同社の製造する単結晶シリコンパネル(太陽光パネル)は、日本でもトップクラスの性能であるとして知られています。
長州産業株式会社は、太陽光パネルだけでなく、蓄電池にも定評のあるメーカーです。そこで今回は、長州産業株式会社の蓄電池について、主な種類と特徴を紹介します。

長州産業の蓄電システムとは

ここでは、長州産業の蓄電システムにはどのようなタイプがあるのか、2つの観点に分けてご紹介します。

単機能タイプとハイブリッドタイプ

単機能タイプは蓄電池の機能に特化したタイプであり、すでに太陽光発電システムを導入している家庭に導入することで、費用を抑えて設置することができます。
一方のハイブリッドタイプは、蓄電池と太陽光発電システムの両方を1つのパワーコンディショナーでコントロールするタイプです。そのため、これから太陽光発電システムを導入する家庭におすすめです。ハイブリッドタイプでは1つのパワーコンディショナーを使うことで、作った電気を無駄にせず活用することができ、省エネの面でも効果的です。

特定負荷タイプと全負荷タイプ

特定負荷タイプの蓄電池は、あらかじめコンセントを指定しておき、停電の際にはその指定コンセントだけに電気を送ることができます。万が一の停電の際でも、指定したコンセントを使って最低限の電化製品を使うことが可能です。コンセントを指定することにより、使える場所が限定されるデメリットと同時に、その分容量が長く保てるというメリットもあります。
一方の全負荷型の蓄電池は、停電の際でも家の中すべての電気をバックアップすることが可能です。そのため、万が一の場合でも普段と遜色ない生活を維持することができる点がメリットです。しかし、その分特定負荷タイプに比べて必要な電気もかさむため、容量を使い切るまでの時間が短いというデメリットもあります。また、特定負荷タイプに比べて値段も高い傾向にあるため、導入費用と照らし合わせて選ぶようにしましょう。

長州産業の蓄電池の特徴


型式:CB-P98MS05A

長州産業の蓄電池にはさまざまなメリットや機能性がありますが、ここでは特に注目したい5つの特徴についてご紹介します。

消音性が高い

長州産業の蓄電池は静音性が高く、室内に置いていても音が気になりません。メーカーの言葉を借りれば、「図書館なみの静かさ」です。とはいえ、電化製品であるため、まったくの無音というわけにはいきません。運転時にはパワーコンディショナーからわずかに音が出るため、静かな環境で些細な音も気になるという場合には、設置場所を工夫するようにしましょう。とはいえ、サイズが小さいこともあり、いろいろな場所に設置できるので、音の悩みは発生しづらいと言って問題はなさそうです。

ユニット2台を使って大容量にできる

長州産業の蓄電池は、パワーコンディショナー設置から3年以内であれば、後から1台追加することができます。蓄電池を導入する際、どれくらいの電力を蓄電するかは、使ってみないとわかりません。そのため、導入後実際に使ってみて、電気の使用量が足りない、災害時の備えとして追加したいと考えた場合、このような拡張機能があるのは非常にありがたいです。

200V家電にも使える

一般的な蓄電池の中には、停電が発生した場合に100V要の通常のコンセントしか使えず、200Vコンセント対応の家電は使えないものもあります。エアコンやIHクッキングヒーター、電子レンジなどの場合、200V対応のものも多く、災害発生時にこれらの家電が使えないのは非常に不便です。しかし、長州産業の蓄電池は、200Vのコンセントにも対応しているため、災害時に使える家電に制限が生まれません。

保証期間が15年もある

長州産業の蓄電池には、他のメーカーと比べて保証期間が長いというメリットもあります。
一般的なメーカーの場合、機器の保証期間は10年のことが多いですが、長州産業は1.5倍の15年保証が付いています。また、施工の後で問題が生じた場合は、通例メーカー側での保証はしてくれませんが、長州産業はこの場合も10年間は保証してくれます。機器に15年、施行に10年、これらの保証の長さは、他のメーカーにはない、長州産業独自の魅力だと言えるでしょう。

充放電の時間を設定できる

長州産業の蓄電池は、充電と放電を時間帯ごとに設定することができます。
通常は、電気使用量の少ない夜間に充電を行い、それ以外の時間帯で放電をする「経済性モード」に設定されています。しかし、それを任意で切り替えることも可能なので、普段と違う電気の使い方をする際などにカスタムすることができます。

長州産業の蓄電池の種類

長州産業の蓄電池には、4つの種類があります。それぞれ詳しく確認していきましょう。

スマートPVマルチ(6.5kWh/9.8kWh/16.4kWh)

スマートPVマルチは、電気を効率よく貯めて使用できることや、蓄電ユニットがコンパクトなことが特徴です。設置スペースを取らずに使用できるため、電気を効率よく使え、経済的なメリットが大きい蓄電池です。
同程度の蓄電容量の他社の蓄電池はクレーンで運搬する必要がありますが、スマートPVマルチは非常にコンパクトなためクレーンで運ぶ必要がなく、都心部で狭い場所にも設置しやすい点もポイントです。

スマートPVプラス(7.04kWh/14.08kWh)

スマートPVプラスは、生活スタイルや電気の使用量に合わせて普段の電気供給をコントロールすることも可能にした蓄電池です。たとえば、停電が起こった際には自動で自宅の照明やコンセントに電気を送ることができ、災害への備えとしてもおすすめです。
また、電気を使う量が多い場合は、ユニットを2つ繋げることも可能です。1台のみ設置した場合も、パワーコンディショナー設置から3年以内であれば蓄電ユニットを追加できます。

スマートPV(6.5kWh)

スマートPVは、電気のロスを最小限にしてエネルギーを活用できることや、軽量でコンパクトなことが特徴です。
通常は、太陽光発電システムから蓄電池に充電する場合は電流を直流から交流、交流から直流に変換しなければならず、その過程で電気をロスしてしまいます。しかし、スマートPVは交流から変換せずに充電することができるので、電気のロスを抑えて省エネルギー化が実現します。

スマートe-ストレージ(6.5kWh/9.8kWh)

スマートe-ストレージは、単機能型の蓄電池で、単体で利用することも、太陽光発電と組み合わせて利用することもできます。長州産業の他の蓄電池と同様、非常にコンパクトな設計で、場所を取らずに設置が可能です。ただし、スマートe-ストレージは特定負荷タイプの蓄電池なので、停電の際に利用するコンセントをあらかじめ決めておく必要があります。

長州産業の蓄電池は太陽光発電を設置済みの方にもおすすめ

長州産業の蓄電池は、他メーカーのものに比べて保証が手厚く、コンパクトな設計で設置場所を選ばないなど、多くのメリットがあります。種類も豊富で、それぞれの需要や用途によって適切なものを選ぶことができるので、蓄電池の導入を検討している場合には、ぜひ検討したいメーカーの1つです。
エコそらくんでは、長州産業の他にも多くのメーカーの蓄電池を販売・施工しています。家庭に適した蓄電池を探している方や、どのような蓄電池が良いのか悩んでいる方は、お気軽にご相談下さい。

長州産業の蓄電池一覧

最新記事