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蓄電池を導入するメリットは?太陽光発電システムと併用するメリットも紹介

2020.12.23 お役立ちコラム


蓄電池の購入を検討している場合、様々な情報をリサーチしており、基本的な製品の特性や価格、設置方法などを理解しているという人も多いでしょう。

蓄電池にはさまざまな特徴があるため、価格や設置方法だけではなく、メリットや特徴も確認して自分の家庭に必要かどうかを判断することも大切です。
そこで、蓄電池導入を検討するうえで重要なメリットについて紹介します。

蓄電池のメリット1:夜間の電力を使って節約

蓄電池を設置した場合、電力会社の契約内容を変更することでメリットを得られる可能性が高いです。契約内容は、昼間の時間帯の電気代が高く、夜間の電気代が安いプランを選びましょう。

電気代が安い夜間に蓄電池に電力を溜め、昼間に蓄積した電気を使用することによって電気代を節約できます。

蓄電池のメリット2:太陽光発電システムで生成した電気を溜めておける

太陽光発電システムで発電した電気の買い取り価格制度は、一般家庭の場合10年で終了します。しかし、蓄電池を導入していれば、固定価格での買取制度が終わった後でも自宅で電気を消費することで電気代を節約できることが特徴です。

つまり、太陽光発電システムを設置して以降、10年間は高い単価で電力を買い取ってもらえるものの、10年目以降は買取価格が安くなるため、電気を売らず蓄電池に溜めて自宅で使用した方がお得なのです。

固定価格での買取制度が終わった後の電力の販売単価は10円以下とされており、昼間の電気代はkwhあたり34円のため、売電するのではなく自宅で電気を消費した方がお得だといえるでしょう。

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蓄電池のメリット3:エネルギー消費を減らせる

電力が最も使用される時間帯以外に電気を使うことによって、国内のエネルギー消費に貢献できることができることもメリットです。
電力会社は、電気が最も使用される時間帯に水力や火力といった発電システムを調整し、エネルギーを作って電力を供給しています。蓄電池を活用することによって、電力の需要が最も高くなる時間帯を避けて電気を使えるため、無駄なエネルギー消費を減らせます。

エネルギー消費減少に貢献できるといっても微々たるものですが、蓄電池導入のメリットのひとつだといえるでしょう。

蓄電池のメリット4:電気自動車を活用できる

蓄電池のなかには、V2Hという電気自動車を使った製品が存在します。V2Hとは、電気自動車を蓄電池として使ったり、太陽光発電システムで生成した電力を蓄電池に溜めたりすることが可能なシステムです。V2Hは車として使用できるため、一般的な蓄電池とは異なります。
V2Hを使用できる電気自動車のほか、V2H専用のパワーコンディショナーを購入しなければならず、一般的な蓄電池を導入するよりも費用がかかることが特徴です。

太陽光発電システムと蓄電池を両方導入するメリット

蓄電池は太陽光発電システムと併用することで、より大きなメリットを得られることが特徴です。そこで、太陽光発電システムと蓄電池の両方を導入した場合のメリットについても紹介します。

太陽光発電システムと蓄電池を両方導入する方法

太陽光発電システムと蓄電池を両方設置したうえで連携させることによって、より大きなメリットを得られます。なお、太陽光発電システムと併用する場合には、蓄電池の系統連系型と呼ばれるものを選ぶか、専用のシステムを導入しなければなりません。専用システムとは、太陽光発電と連携するためのものです。

併用するメリット1:長時間の停電でも停電に備えられる

太陽光発電システムと蓄電池を導入することによって、災害が原因で停電が起こった場合に備えられます。昼間は太陽光発電システムで生成した電力を使い、電力が余った場合は蓄電池に溜めておけば、電気を無駄に消費せず、停電が起こっていても電気を使っていつも通りに生活することが可能です。

併用するメリット2:悪天候や夜でも電気を買わずに生活できる

太陽光発電システムだけを導入した場合、天気が悪い日や夜の時間帯には発電できません。蓄電池を導入していないと、天気が悪い日や夜の時間帯は電力会社から電気を買う必要があります。
しかし、蓄電池も導入すれば、太陽光発電システムで発電できない時には蓄電池に溜めていた電気を使うことになるため、電力会社から電気を購入せずに生活することが可能です。電気を購入する機会を減らせるため、節約につながるでしょう。

太陽光発電をご検討の方はこちらをご覧ください。

蓄電池のメリットを得るためには太陽光発電システムとの連携も検討しよう

蓄電池は、電気を貯めておけるうえに、自分の好きなタイミングで電気を支えるため、災害が起こった際の備えや電気代を節約できるなどのメリットが得られます。さらに、太陽光発電システムと蓄電池を両方設置し、連携することによって、太陽光発電システムのデメリットを蓄電池で補うことも可能です。

また、太陽光発電システムと蓄電池を連携することで、太陽光発電システムで生成した電力を無駄なく活用できます。蓄電池のメリットを確認したうえで、太陽光発電システムとの連携を検討しましょう。

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