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蓄電池を発売している大手メーカー7社!各社の特徴や人気商品は?

2021.03.24 お役立ちコラム

メーカーのイメージ
蓄電池の導入を検討していても、どのメーカーのものが良いのか、自分が家庭に適した蓄電池のメーカーを選びたいがどのようなメーカーから発売されているのか分からないという人も多いのではないでしょうか。
複数のメーカーから蓄電池が発売されているため、選ぶのが難しいと感じるケースも少なくありません。そこで、蓄電池を発売している主なメーカーと、それぞれの特徴を紹介します。

蓄電池を発売しているメーカー1:ニチコン

ニチコンは、蓄電池を扱う老舗メーカーのひとつです。ニチコンの蓄電池の特徴をチェックしておきましょう。

業界内で注目のメーカー

家庭用蓄電池の累計販売数は国内1位であり、ニチコンは住宅とEVを連携させる商品を開発しており、ハウスメーカーにトライブリッドタイプの蓄電池を納入するなど、業界内でも信頼されています。

蓄電池のバリエーション豊富

ニチコンの製品は商品のバリエーションが豊富なことが魅力です。蓄電池の種類は単機能タイプ、ハイブリッドタイプのトライブリッドやポータブルタイプなど様々な種類から選べるうえに、10kwh以上の大容量蓄電池を扱っています。
ハイブリッド蓄電池の場合は12kwh、単機能蓄電池の場合は16.6kwhの大容量の商品を選択可能です。蓄電容量が大きいと停電時に多くの家電を使用できたり、電気効率が高かったりといったメリットがあります。
加えて、単機能タイプの蓄電池は16.6kWhや11.1kWhなど種類が豊富なため、家庭に適した容量の商品を選べます。

蓄電池を発売しているメーカー2:村田製作所

村田製作所の蓄電池は、寿命が長時間使用できること、ハイブリッドタイプの蓄電池の容量を選べることなどが特徴です。村田製作所の蓄電池の特徴と魅力を詳しく紹介します。

寿命が長い

村田製作所は2018年に蓄電池の販売を始めたばかりですが、スマートフォンのリチウム電池や車に搭載する蓄電池では世界シェア上位であり、高い技術力を活かして蓄電池を開発しています。
村田製作所が発売する蓄電池は独自技術のリチウムイオン電池であり、長期間使用できることも魅力です。寿命が長いため保証期間は15年間無償と、導入した後も安心感も得られるでしょう。

最大で11.6kWhに拡充可能

蓄電池は2.3kWhのハイブリッドタイプのみですが、容量が3.5kWhの増設ユニットを販売しています。増設ユニットを組み合わせることで、最大11.6kwhまで大容量の蓄電池を導入することが可能なため、細かく容量を調整したいという方に適しているでしょう。

蓄電池を発売しているメーカー3:シャープ

世界的に有名なメーカー、シャープの蓄電池について紹介します。

ハイブリッドタイプの蓄電池に限定

シャープでは、単機能タイプの蓄電池ではなくハイブリッドタイプの蓄電池のみ扱っており、蓄電池の容量は4.2kWh、6.5kWh、8.4kWhがあるため、家庭に適したものを選びやすいでしょう

全国に特約店があり購入しやすい

シャープは、2006年まで太陽光パネルの生産量で世界1位を誇っていたメーカーです。固定価格買取制度の終了した住宅の太陽光発電システムのシェアは国内トップであり、シャープの蓄電池を使用してもらうために蓄電池の開発販売にも注力しています。
シャープは全国に特約店が存在するため、パワーコンディショナーの保証期間が終了する家庭に対し、パワーコンディショナーの交換と同時に蓄電池の導入を提案していることが特徴です。

蓄電池を発売しているメーカー4:パナソニック

パナソニックは、太陽光発電システムと蓄電池が一体型のパワーコンディショナーを使った、ハイブリッドシステムを開発したメーカーです。パナソニックの蓄電池の特徴を紹介します。

ハイブリッドタイプの蓄電池が主力

太陽光発電システムについては、数ある大手メーカーを抑えてシェアナンバー1です。そのため、太陽光発電システムの導入を検討している家庭に対してハイブリッドタイプの蓄電システム導入を提案しています。
ハイブリッド型蓄電池は、これまで使用していたパワーコンディショナーと交換することが可能ですが、パワーコンディショナーは交換せずに単機能タイプの蓄電池としても設置できます。
しかし、単機能タイプの蓄電池として導入した場合には、停電の際に太陽光発電システムで生成した電気を充電できないため注意しましょう。

蓄電池は6種類から選べる

パナソニックは、蓄電容量が1kwhのコンパクトなリチウムイオン蓄電池や、設置工事を行わない5kwhの蓄電池などがありますが、基本的にはハイブリッドタイプの蓄電システムを主力としています。ハイブリッドタイプの蓄電システムは3.5kWh、5.6kWh、9.1kWh、11.2kWhの4種類です。

蓄電池を発売しているメーカー5:オムロン

オムロンのメーカーとしての注目度、蓄電池の特徴を紹介します。

パワーコンディショナーが注目されている

オムロンは、ヘルスケア業界で高いシェアを誇るメーカーだと何認識しているケースが多いですが、太陽光発電システムや蓄電池においては国内シェア30%以上のパワーコンディショナーメーカーとして注目されています。
海外はもちろん、国内のメーカーもオムロンのパワーコンディショナーを使っていることが多いです。パワーコンディショナーのシェアを高め、蓄電池業界への参入も始めました。

軽量・コンパクトで使い勝手が良い蓄電池

オムロンの蓄電池は、軽量でコンパクトな点が人気を集めており、工事にかかる時間や費用も抑えられることがメリットです。種類は6.5kwhと9.8kwhの2種類がありますが、人気が高いのは平均的な蓄電容量である6.5kwhの商品であり、軽量でコンパクトなため室内に設置しやすいでしょう。
ハイブリッドタイプと単機能タイプの2種類があるため選びやすいこと、比較的手頃な価格であることが人気の理由です。そのため、太陽光発電システムと同時に購入する家庭も多いです。

蓄電池を発売しているメーカー6:長州産業

長州産業の蓄電池の特徴と魅力を紹介します。

ハイブリッドタイプの蓄電池が人気

長州産業は、6.5kwハイブリッドタイプの蓄電池が人気を集めています。長州産業の太陽光発電システムを導入する家庭で蓄電池も同時に設置する場合に、人気が高い商品です。

保証期間が長い

長州産業の蓄電池を導入するということは、オムロン製のハイブリッドタイプの蓄電池を導入しても同じことだと考える人もいるでしょう。しかし、長州産業の商品を購入した場合は保証期間が15年あるため、導入後の安心感から長州産業を選択するケースが多いです。

蓄電池を発売しているメーカー7:テスラ

テスラのメーカーとしての特徴と、発売している蓄電池の魅力を紹介します。

蓄電池の機能性が高い

テスラは電気自動車のメーカーとして有名ですが、蓄電池にも注力しており、2020年に国内で蓄電池の販売を始めました。特に国外で人気が高い商品であり、出力と容量が大きくスマートフォンと連携できることが魅力です。

低コストで導入できる

スマートフォンと連携できるといった機能性の高さに反して価格が100万円未満と安いことが特徴です。蓄電池の導入を検討しているもののコストがネックになっているという人も多いですが、低コストで導入できることから注目されています。

災害時や電気料金削減のために家庭用蓄電池の設置を検討しよう

蓄電池はさまざまなメーカーから発売されており、それぞれのメーカーが強みを活かした蓄電池の開発・販売を行っています。家庭用蓄電池は、小型タイプや低価格のものなどたくさんの種類が発売されていますが、コンパクトタイプであれば、設置スペースを確保しにくい屋内でも導入を検討しやすいことが魅力です。
気になるメーカー、蓄電池の種類を絞り込んだら、商品ごとのメリットやデメリット、家庭に適しているのかなどをチェックする必要があります。蓄電池の選び方や最適な商品はどれかなど、専門業者に相談しましょう。

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