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蓄電池はリースと購入どちらが良い?それぞれのメリットとデメリット

2021.02.10 お役立ちコラム


蓄電池を購入することで、電気を無駄にせず自家消費できるうえに、災害が起こった際の停電にも備えられます。蓄電池は高額な導入費用がかかるため、気軽に購入できるという人は少ないでしょう。
しかし、蓄電池には初期費用や導入費用を支払わなくても使えるリースやレンタルサービスがあります。蓄電池のリースやレンタルサービスを利用するのと、実際に購入するのではどちらが良いのか判断できないという人も多いのではないでしょうか。
そこで、蓄電池のリースやレンタルサービスと、購入する場合、それぞれのメリットやデメリットを紹介します。

蓄電池のリースやレンタルサービスのメリットとデメリット

蓄電池をリースやレンタルで利用するメリットとデメリットを紹介します。

蓄電池のリースやレンタルした場合のメリット

蓄電池のリースやレンタルサービスを利用するメリットは、導入費用がかからず蓄電池を利用できる点です。
基本的に、蓄電池を設置する際には本体価格と設置工事、電気工事費用を含め100万円以上の費用がかかります。しかし、蓄電池のリースやレンタルサービスを利用すれば、初期費用や導入費用はかかりません。
導入費用がかからない理由は、毎月支払いをレンタル料金に設置工事にかかる費用が含まれているからです。一般的に、レンタル料金のなかに、メンテナンスにかかる費用や撤去する際の費用も含まれています。そのため、蓄電池のリースやレンタル期間が終了した後、撤去の際にも費用はかかりません。
蓄電池は太陽光発電システムと併用しているケースが多いですが、それぞれの設備を導入する場合は高額な導入費用がかかります。
しかし、リースやレンタルサービスを利用すれば導入費用の負担がなくなり、毎月のレンタル料金のみで蓄電池を使えるので導入しやすいといえるでしょう。

蓄電池のリースやレンタルした場合のデメリット

蓄電池のリースやレンタルサービスを利用するデメリットは、10年間といった長期のレンタル契約をすることになり、途中で解約した場合は違約金を支払う必要があることです。
また、10年以上レンタルする場合は、レンタル料金の方が導入費用よりも高額になるケースがあるため注意しましょう。蓄電池をリースやレンタルサービスで利用する場合には、トータルでどの程度の費用がかかるのか計算することが大切です。
また、蓄電池のリースやレンタルサービスのデメリットとしては、自分が利用したい機種を選択できない点も挙げられます。一般的に、蓄電池のリースやレンタルサービスは蓄電池のメーカーやレンタル会社が蓄電容量を定めているため、決められた商品をなかから選択しなければなりません。
どのような同種類の蓄電池でもレンタルできるわけではないため、自分の家庭に適している機能の蓄電池があっても、レンタルされていなければ使えないのです。
さらに、何十年もレンタルしていたとしても最終的に蓄電池が自分のものにはならないでもデメリットだといえるでしょう。

蓄電池を購入する場合のメリットとデメリット

蓄電池のリースやレンタルではなく、実際に購入する場合にはどのようなメリットとデメリットがあるのか紹介します。

蓄電池を購入した場合のメリット

蓄電池を購入する場合、蓄電池を長期間利用するのであれば、毎月のレンタル料金を支払うよりも購入した方がトータルの出費を抑えられる可能性が高いです。また、自治体が用意している助成金制度を活用することによって一部購入費用をカバーできる場合があります。
さらに、蓄電池の容量やメーカーなど、自分の家庭に適したものを選べることもメリットです。自分が最も活用できる蓄電池を選べるほか、保証期間が長いものや蓄電容量が大きいものなどを詳細に選べます。蓄電池と太陽光発電システムを同時に使いたい場合には、電気を効率良く利用できるハイブリッド蓄電池と呼ばれる商品を選ぶことも可能です。
蓄電池を購入する場合、自分の生活スタイルに適したもののなかから選べることは最大のメリットだといえるでしょう。

蓄電池を購入した場合のデメリット

蓄電池を購入する場合は、導入費用とメンテナンス費用が支払わなければならない点がデメリットとして挙げられます。家庭用の蓄電池を購入する際には、本体価格だけではなく電気工事費用や設置費用がかかるため、最初に支払う費用は高額です。
例えば、家族4人で使用する5~7kwhの容量の蓄電池は本体価格が80万円以上、工事費用は20万円以上かかり、最低でも100万円以上の導入費用がかかります。

蓄電池の導入方法を専門業者に相談しよう

蓄電池のリースやレンタルサービスを利用する場合と購入する場合、それぞれのメリットとデメリット、最終的にお得なのかどうかを計算したうえで、どちらが良いのか検討することが大切です。蓄電池を購入する場合には、導入費用を可能な限り抑えながら長期間活用できるものを選ぶ必要があります。
専門業者に無料の見積もりを依頼して、どの程度費用がかかるのか、どのような蓄電池がライフスタイルに適しているのか提案してもらいましょう。

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