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お役立ちコラム
長州産業P1エラー徹底ガイド
蓄電池を家庭に導入していると、「普段は存在を忘れていたのに、急に画面にエラーが出て焦った…」という経験をしたことがある人は多いのではないでしょうか。私自身も、ある日ふと蓄電池のモニターをのぞいたときに見慣れないコードが表示されていて、一瞬なにが起きたのかわからず固まったことがあります。 その中でも、長州産業の蓄電池を使っているご家庭で特に相談が多いのが P1系エラーコード です。 「P1」「P1-1.0」「P1-2.5」など派生コードがいくつもあり、どれも “蓄電池内部で何かしらの異常が検知されたときに出るサイン” と言われています。 この記事では、P1系エラーが出たときに何を知っておけば安心なのか、どう対応すればよいのかを、できるだけ“生活者の目線”でやさしくまとめていこうと思います。
■ P1エラーってどんな意味?
まずは、P1というコードそのものの意味から。 長州産業の蓄電池は、内部にたくさんのセンサーや保護装置が組み込まれていて、少しでも普段と違う動きを感じ取ると 「安全のため一度止まっておこう」 という判断をします。 この“異変を察知したときの合図”として出されるものが P1系エラーコード です。 ざっくりまとめると、 「蓄電池内部でいつもと違う挙動を検知したので、安全停止しますね」 というメッセージだと思ってもらうとわかりやすいです。 内部で扱っているのは高電圧。 少しの異常でも事故につながる可能性があるので、蓄電池の「敏感すぎるくらいの自己防衛」はむしろありがたい機能なんです。
■ P1系コードは何種類あるの?
P1系は次のように細かく分かれています。 P1 P1-1.0 / 1.1 / 1.2 / 1.3 P1-2.0 / 2.1 / 2.2 / 2.3 / 2.4 / 2.5 それぞれ細かな意味は違いますが、共通しているのは、 「蓄電池ユニットの内部に関する異常」 ということ。
● P1 最も基本的な異常通知で、内部のどこが問題なのか特定できないときにも表示されます。
● P1-1.x 系 主に 基板系・制御系の異常。 内部の頭脳にあたる部分に違和感があるときに出ます。 温度センサーの挙動が安定していない 制御回路が正しく応答していない 内部通信が乱れている など、蓄電池の「判断する側」のトラブルが多い印象です。
● P1-2.x 系 こちらは蓄電池の セル(電池そのもの)のバランス異常 に関するコード。 気温変化や経年劣化によるセルの劣化、電圧のズレなどが関係します。 特に冬の寒さや夏の高温でセルの働きが鈍くなり、P1-2系が出ることもよくあります。
■ なぜP1が出るのか?
少し“機械語”を人間語に変えて説明してみます。 蓄電池は毎日休むことなく働いています。 朝の余剰電力を貯める 夜の電力をまかなう 家庭の需要に合わせて微調整 その中で、温度・電圧・通信など、さまざまな情報をずっと監視しているのですが、 例えば人間で言えば 「ちょっと体がだるい」 「気温差で頭が回らない」 「最近寝不足で集中できない」 こうした“いつもと違う”状態があると、蓄電池も同じように「一回立ち止まろう」と判断をします。 その結果がP1系エラーです。 不調の原因は一つとは限らず、環境・劣化・負荷・温度などいろんな要因が重なっていることが多いのです。
■ P1エラーが出たら、どう行動すべき?
蓄電池は高電圧機器のため、内部を触ることは絶対にNGです。 ただし、ユーザーができる対処もあります。
① システムを一度停止 → 数分置いて再起動 いわゆる「リセット」です。 長州産業のサポートでも推奨されている方法で、一時的な誤検知であればこれで消えることが多いです。 手順は簡単。 蓄電池ブレーカーOFF 5分待つ ONに戻す これだけです。
② 気温・環境の確認 意外と多いのが 設置環境の影響 です。 夏の直射日光で高温になっていないか 冬の極端な冷え込みで性能が落ちていないか 風通しが悪くなっていないか これらがP1の原因になることはよくあります。
③ 何度も出る場合は必ず専門業者へ P1系は “内部に関わる異常” なので、 くり返す=内部に何か問題がある可能性が高い ということです。 特に、 1日に2~3回出る 毎日同じ時間帯に出る 季節関係なく頻発する こうした場合は、迷わず長州産業のサポートや施工店に連絡してください。
■ 放置したらどうなる?
P1を放置してしまうと、 蓄電池の劣化が早く進む バックアップが働かない 充電・放電の効率が落ちる 最悪、内部損傷につながる というリスクがあります。 一時的に治ったように見えても、内部では問題が進行していることもあるため、「頻発する場合は必ず相談」が鉄則です。
■ P1を防ぐためにできること
P1系エラーは完全には防げませんが、次のような習慣で発生率を大きく減らせます。 設置場所の温度対策(遮光・風通しの確保) 蓄電池周辺の掃除(虫・ホコリ対策) 年1回の定期点検 停電後は数分待ってから操作 蓄電池は“丈夫だけどデリケート”な面もあるため、環境管理がとても重要です。
■ まとめ
P1系エラーは聞き慣れない言葉ですが、要するに 「内部の調子がいつもと違うから、一度止まって安全を確保したよ」 という蓄電池からの大切なメッセージです。 長州産業の蓄電池は、安全性を最優先にするため少しの異常でも敏感に反応します。それは故障の前兆を早めに知らせてくれる“ありがたい機能”でもあります。
※太陽光や蓄電池に関して、セットではなく単独での工事も可能でございますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。










