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長州産業の蓄電池エラーコード「C4-3.0」の原因と対処法

2026.01.30 お役立ちコラム

家庭用エネルギーの自給自足を実現する上で、長州産業蓄電池システムは非常に心強い存在です。しかし、安定して稼働しているはずのシステムに突如として**【C4-3.0】というエラーコード**が表示されることがあります。このコードが表示されると、充放電がストップし、太陽光発電の恩恵を十分に受けられなくなる可能性があるため、迅速な対応が必要です。

この記事では、長州産業蓄電池ユーザーに向けて、エラーコード「C4-3.0」が何を意味し、どのような原因で発生するのか、そしてどのように解決すべきかを詳しく解説します。

1. エラーコード【C4-3.0】が示す意味

長州産業蓄電池システムにおいて、エラーコード「C4-3.0」は、一般的に**「電力計測ユニット(特定負荷ユニット)との通信異常」**を指しています。

蓄電池システムは、家全体の電力使用状況をリアルタイムで把握するために、分電盤付近に設置された「計測ユニット」と常にデータをやり取りしています。この通信が途絶えると、システムは「今どれだけの電気が余っているのか」「どれだけ放電すべきか」が分からなくなり、安全のために動作を停止します。つまり、「C4-3.0」は、司令塔であるパワーコンディショナと、耳や目の役割を果たす計測機器との間の「連絡ミス」が発生している状態です。

2. 「C4-3.0」が発生する主な原因

なぜ長州産業の製品でこの通信系のエラーコードが出てしまうのでしょうか。考えられる主な原因は以下の5点です。

① 通信配線の断線・接触不良

計測ユニットとパワコンを繋いでいる有線ケーブルが、経年劣化や外部要因(ネズミなどの小動物による食害、建物内部の湿気など)で損傷しているケースです。

② 計測ユニットの電源喪失

計測ユニット自体の電源(ブレーカー)が何らかの理由で落ちている、あるいはユニット内部の電源基板が故障している場合に、通信相手がいなくなりエラーコードが発生します。

③ ノイズによる通信障害

近くで大型の家電(モーターを搭載した機器や高周波を出す機器)を使い始めた際や、落雷などの影響による一時的な電気的ノイズが通信を阻害することがあります。

④ 設定のミスマッチ

システムの導入初期や、太陽光パネルの増設・設定変更を行った際に、計測ユニット側の設定スイッチとパワコン側の認識が食い違っていると、このコードが表示されることがあります。

⑤ 内部基板の故障

長州産業のパワコン側、あるいは計測ユニット側の通信制御を司る電子基板が寿命やサージ電流によって故障している物理的なトラブルです。

3. トラブル発生時にユーザーができる対処手順

モニターにエラーコード「C4-3.0」が表示された場合、専門業者に連絡する前に以下の手順を試すことで、自力で復旧できる場合があります。

手順1:計測ユニット用ブレーカーの確認

分電盤の中にある、計測ユニット(または特定負荷ユニット)と書かれた小さなブレーカーが「落ちて」いないか確認してください。もし落ちていれば、「ON」に戻すだけでエラーコードが消えることがあります。

手順2:システムの完全再起動

一時的なフリーズであれば、再起動で通信が再確立されます。

  1. 蓄電池の運転を操作パネルで停止します。

  2. 蓄電池とパワコンのブレーカーを一度「OFF」にします。

  3. 10分ほど待機し、再度すべてを「ON」にします。

  4. システムが立ち上がるまで5分ほど待ち、エラーが消えるか確認します。

手順3:周囲の確認

Wi-Fiルーターや電子レンジなど、強い電波を発する機器を最近計測ユニットの近くに移動させた覚えがある場合は、一旦それらを離して再起動を試みてください。

4. 専門業者による修理と保証

再起動を試しても改善しない場合は、内部の故障や配線のトラブルが濃厚です。長州産業蓄電池は、国内メーカーならではの手厚い保証制度があります。

  • 保証期間内の対応: 通常10年〜15年の保証期間内であれば、基板の交換や配線の修繕は無償で行われることがほとんどです。ただし、ネズミによる食害など、自然故障以外の場合は有償になる可能性があるため注意が必要です。

  • 修理費用の目安: 保証外の場合、通信基板の交換で3万円〜8万円程度、計測ユニット自体の交換で5万円〜10万円程度の費用が発生することがあります。

5. まとめ:エラーコードへの正しい向き合い方

長州産業蓄電池において、エラーコード「C4-3.0」は「通信ができていない」という比較的明確なトラブルです。放置すると電気代の削減効果が得られなくなるだけでなく、万が一の停電時に蓄電池が作動しないリスクもあります。

まずは焦らずに再起動を試し、それでもダメなら早めにプロの点検を受けるようにしましょう。長州産業の高い技術力とサポート体制を信頼し、適切なメンテナンスを行うことが、快適なスマートライフを守る鍵となります。

※太陽光や蓄電池に関して、セットではなく単独での工事も可能でございますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。

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