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お役立ちコラム
ニチコン蓄電池エラーコードBF404完全対処ガイド
ニチコンのトライブリッド蓄電システムを使用中に、室内リモコンに「BF404」というエラーコードが表示されることがあります。この蓄電池システム特有のエラーコードについて、発生原因と具体的な解決方法を詳しく解説します。
エラーコードBF404の意味
ニチコン蓄電池で表示される「BF404」のエラーコードは、蓄電池残量が0%よりさらに低下した状態を示す警告です。これは過放電に近い状態であり、蓄電池を保護するために発報される重要なエラーコードです。
このエラーコードは、ニチコンの蓄電システムにおいて蓄電池が極度に消耗した際に表示されます。通常の使用では蓄電池残量が0%になる前に充電が開始されますが、停電が長時間続いた場合や、充電できない状態が継続した場合にこのエラーコードが発生します。
エラーコードBF404が発生する状況
ニチコン蓄電池でエラーコードBF404が発生する主な状況は以下の通りです:
通常時の発生状況
長期間の充電不足 自動運転モードの充電時間が極端に短く設定されている場合や、充電上限値が低く設定されている場合、日々の放電量に対して充電量が不足し、徐々に蓄電池残量が減少してエラーコードが発生することがあります。
充電時間帯の電力不足 充電時間帯に電気温水器や床暖房など消費電力の大きい機器を多く使用している場合、電力契約によっては蓄電池への充電電力が確保できず、エラーコードBF404が発生する可能性があります。
太陽光発電電力の不足 グリーンモードで運転中、雨天・曇天が続いた場合、太陽光発電の余剰電力が十分に得られず、蓄電池への充電が不足してエラーコードが表示されることがあります。
停電時の発生状況
夜間の停電発生 夜間など太陽光発電電力がない状態で停電が発生し、停電が長時間続いた場合、蓄電池残量がゼロになってしまい、エラーコードBF404が表示されます。これはニチコンの蓄電池で最も一般的なBF404発生パターンです。
停電中の過度な電力使用 停電時に消費電力の大きい家電製品を多く使用した場合、蓄電池残量が急速に減少し、エラーコードが発生します。
蓄電池放電下限値の設定が低い場合 蓄電池放電下限値(非常時安心設定)を0%に設定している場合、通常時に蓄電池を使い切ってしまうため、停電発生時に残量がない状態となり、エラーコードBF404が即座に表示される可能性があります。
エラーコードBF404の対処方法
ニチコン蓄電池でエラーコードBF404が表示された場合の対処方法を、状況別に解説します:
通常時に発報した場合
通常時にエラーコードBF404が発生した場合、ニチコンの蓄電システムは自動的に対処を開始します。
自動充電の開始 エラーコードが発報されると、自動運転モードの充電時間帯に関係なく、エラーコードが解除されるまで蓄電池ユニットへの充電を自動的に行います。お客様による特別な操作は必要ありません。
充電完了までの待機 充電が進むと、エラーコードBF404は自動的に解除されます。充電時間は蓄電池容量によって異なりますが、以下が目安となります:
- 4.9kWh容量:約3.0時間
- 7.4kWh容量:約4.0時間
- 9.9kWh容量:約3.5時間
- 14.9kWh容量:約4.0時間
エラーコード画面の非表示 充電中もエラーコード画面が表示されますが、「非表示」ボタンをタッチすることでホーム画面に戻ることができます。
停電後の復電時に発報した場合
停電中に蓄電池残量がゼロになり、復電後にエラーコードBF404が表示された場合の対処方法:
ステップ1:エラーコード画面を閉じる 室内リモコンに表示されているエラーコードBF404の画面で、「非表示」ボタンをタッチしてエラーコード画面を閉じます。
ステップ2:充電の開始を確認 復電後は、充電時間帯に自動で充電が行われます。ホーム画面で蓄電池アイコンが橙色に変わり、充電中であることを確認してください。
ステップ3:充電完了を待つ 充電が進むと、エラーコードBF404は自動的に解消されます。
停電時に太陽光発電がある場合の対処
停電時に太陽光発電電力が得られる場合、以下の対処が可能です:
エラーコード画面の確認 太陽光発電電力による充電が進むと、エラーコードBF404は自動的に解消します。「非表示」をタッチしてエラーコード画面を閉じ、充電の進行を待ちます。
蓄電池充電モードの活用 早く充電したい場合は、停電時運転モードを「蓄電池充電」に設定することをお勧めします。このモードでは、太陽光発電電力を優先的に蓄電池へ充電します。ただし、充電中は家電製品への給電が行われませんので注意が必要です。
設定方法
- 室内リモコンの「モード」ボタンをタッチ
- 「停電時運転モード設定」画面で「蓄電池充電」を選択
- 「確定」をタッチ
充電が完了したら、「自動給電切換設定」に戻すことで、家電製品への給電が再開されます。
停電時に太陽光発電がない場合
夜間など太陽光発電電力が得られない状態で停電になり、蓄電池残量がゼロになった場合、復電するまで本製品を利用することはできません。ニチコンの蓄電システムでは、電源がない状態では室内リモコンも表示されません。
復電後、エラーコードBF404が表示された場合は、「非表示」をタッチしてエラーコード画面を閉じてください。その後は充電時間帯に自動で充電が行われます。
エラーコードBF404の予防対策
ニチコン蓄電池でエラーコードBF404の発生を予防するため、以下の対策を講じてください:
適切な充放電設定
充電時間の確保 売電モード利用時は、充電時間帯を十分に確保してください。充電時間が短すぎると、蓄電池残量が100%まで充電できず、エラーコードBF404につながる可能性があります。
充電上限値・放電下限値の見直し グリーンモード利用時に、電力会社の電力で充電する充電上限値を低く設定しすぎると、太陽光発電の余剰電力が少ない日に十分な充電ができません。また、蓄電池放電下限値(非常時安心設定)を適切に設定することで、停電時に備えた残量を確保できます。
最大充電電力設定の確認 最大充電電力設定が低く設定されていると、充電時間が長くなり、充電時間帯内に100%まで充電できない可能性があります。ニチコンの取扱説明書で推奨設定を確認してください。
停電対策
非常時安心設定の活用 蓄電池放電下限値(非常時安心設定)を30%以上に設定することで、停電が発生しても蓄電池から電気が使える状態を維持できます。ニチコンの製品出荷時設定は30%です。
台風や計画停電前の準備 台風接近時や計画停電が予告されている場合は、事前に蓄電池を満充電にしておくことをお勧めします。手動運転モードの「蓄電池充電」を使用すると、時間帯に関係なく充電できます。
まとめ
ニチコン蓄電池のエラーコードBF404は、蓄電池残量が極度に低下したことを示す警告です。エラーコードが表示されたら、通常時は自動的に充電が開始されるので待機してください。停電時は太陽光発電を活用して充電し、復電後は自動充電を確認します。適切な充放電設定と非常時安心設定により、エラーコードBF404の発生を予防し、ニチコンの蓄電システムを安心して使用できます。
※太陽光や蓄電池に関して、セットではなく単独での工事も可能でございますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。










