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ニチコン蓄電池エラーコードBC096完全解説ガイド

2026.02.20 お役立ちコラム

ニチコンのトライブリッド蓄電システムを使用中に、室内リモコンに「BC096」というエラーコードが表示されることがあります。この蓄電池システム特有のエラーコードについて、発生原因と対処方法を詳しく解説します。

エラーコードBC096の意味

ニチコン蓄電池で表示される「BC096」のエラーコードは、蓄電システムの運転が停止されたことをお知らせするメッセージです。室内リモコンのお知らせリストには「運転停止中 運転が停止されました。」というメッセージが記録されます。

このエラーコードは、ニチコンの蓄電システムにおいて、お客様または外部からの指示により意図的に運転を停止した際に表示される記録です。BCxxxシリーズのエラーコードは、BExxxやBFxxxとは異なり、システムの異常を示すものではなく、動作や状態の変化を記録するお知らせメッセージとなります。

エラーコードBC096が発生する状況

ニチコン蓄電池でエラーコードBC096が発生する具体的な状況は以下の通りです:

お客様による運転停止

最も一般的なケースは、お客様が室内リモコンの「各種設定/グラフ」画面から「運転停止」を選択した場合です。ニチコンの蓄電システムでは、以下のような状況で運転停止を行うことがあります:

  • 長期不在時(2週間以上の旅行など)の前に停止する場合
  • 風水害により水没のおそれがあるときに事前に停止する場合
  • メンテナンスや点検のために一時的に停止する場合
  • 蓄電池ユニットやパワーコンディショナの修理・交換作業前に停止する場合

また、誤って「運転停止」ボタンをタッチしてしまった場合も、エラーコードBC096が記録されます。

外部システムからの停止指示

ニチコンの蓄電池がHEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)と連携している場合、HEMSからの指示により運転停止が行われることがあります。また、インターネット経由で接続されている見守りサーバーから、何らかの理由で運転停止の指示が送られた場合にも、このエラーコードが記録されます。

システムメンテナンス時

ニチコンの蓄電システムのソフトウェア更新を行う際、一時的に運転を停止することがあり、その際にエラーコードBC096が記録される場合があります。

エラーコードBC096の確認方法

ニチコン蓄電池でエラーコードBC096を確認する手順は以下の通りです:

お知らせリストでの確認手順

ステップ1:お知らせボタンをタッチ 室内リモコンのホーム画面で「お知らせ」ボタンをタッチします。未読のお知らせがある場合、ホーム画面にお知らせボタンが表示されます。

ステップ2:お知らせリストの表示 「お知らせリスト」画面が表示されます。リストには最大100件のお知らせが表示され、エラーコードBC096も含まれます。

ステップ3:エラーコード詳細の確認 リストからエラーコードBC096の項目をタッチすると、詳細な内容と発生日時が表示されます。ニチコンの蓄電システムでは、日時情報とともに記録されるため、いつ運転停止が行われたかを正確に把握できます。

表示の特徴

  • 未読のお知らせは黒色で表示されます
  • 既読のお知らせはグレーの色で表示されます
  • 室内リモコンの現在日時が未設定の場合は、「—-/–/– –:–」と表示されます

お知らせリストが8件以上ある場合は、画面右側にスクロールバーが表示され、■をタッチしながら上下に移動させることで、表示をすばやく閲覧できます。

エラーコードBC096への対処方法

ニチコン蓄電池でエラーコードBC096が表示された場合の対処方法を解説します:

意図的に停止した場合

お客様自身が意図的に運転停止を行った場合、このエラーコードは単なる記録であり、特別な対処は必要ありません。運転を再開したい場合は、以下の手順を実行してください。

運転を再開する手順

エラーコードBC096が記録された状態で、ニチコンの蓄電システムの運転を再開するには、以下の手順を実行します:

ステップ1:各種設定画面を開く 室内リモコンのホーム画面で「家アイコン」をタッチし、「各種設定/グラフ」画面を表示します。

ステップ2:運転開始を選択 「各種設定/グラフ」画面で「運転開始」ボタンをタッチします。

ステップ3:運転開始を確定 確認メッセージが表示されるので、「はい」をタッチして運転開始を確定します。「いいえ」をタッチすると、前の画面に戻ります。

ステップ4:運転状態の確認 ホーム画面に戻り、蓄電池の充放電が正常に行われているか、設定した運転モードで動作しているかを確認してください。ニチコンの蓄電システムを起動した後は、直前に設定していた自動運転モード(グリーンモードまたは売電モード)で動作します。

意図せず停止していた場合

意図せずエラーコードBC096が記録されていた場合、以下の原因が考えられます:

  • 誤って運転停止ボタンをタッチした
  • HEMSやその他の外部システムから停止指示が送られた
  • 家族の誰かが停止操作を行った

ニチコンの蓄電池では、エラーコードの発生日時が記録されているため、その時刻に何があったかを確認することで原因を特定できます。意図せず停止していた場合は、上記の手順で速やかに運転を再開してください。

エラーコードBC096に関する重要な注意事項

ニチコン蓄電池の運転停止に関して、以下の重要な注意事項があります:

長期停止の危険性

2週間以上の停止は厳禁 蓄電システムを運転停止の状態で2週間以上放置しないでください。ニチコンの取扱説明書にも明記されていますが、蓄電池が過放電の状態となり、電池交換(有償)となることがあります。蓄電システムを運転停止した際は、速やかに蓄電システムを起動させ、運転状態にしてください。

電源スイッチOFFも同様 室内リモコンの電源スイッチを「OFF」の状態で2週間以上放置することも、同様に危険です。蓄電池の保護機能が働かず、過放電状態になる可能性があります。

停電時の影響

運転停止中に停電が発生した場合、ニチコンの蓄電システムからの電力供給は行われません。停電時にも蓄電池を利用したい場合は、必ず運転状態にしておく必要があります。

ブレーカとの関係

エラーコードBC096は運転停止の記録ですが、蓄電システムを完全に停止させるには、室内リモコンでの運転停止に加えて、機能分電盤の「蓄電システム用ブレーカ」を「OFF」にする必要があります。ただし、故障時以外はブレーカを「OFF」にしないでください。

契約ブレーカ、主幹漏電ブレーカ、連系運転用ブレーカおよび蓄電システム用ブレーカが「OFF」の状態で2週間を超えて放置されると、蓄電池が過放電の状態で使用できなくなり、電池交換(有償)となることがあります。

長期不在時の正しい対応

2週間以上の長期不在となる場合、ニチコンの蓄電池は以下のように対応してください:

運転継続が基本 室内リモコンは「ON」のまま、運転モードを「グリーンモード」もしくは「売電モード」に設定し、契約ブレーカ、主幹漏電ブレーカ、連系運転用ブレーカ、蓄電システム用ブレーカはすべて「ON」の状態を維持してください。

家電製品への給電を止めたい場合 標準分電盤内の個々の分岐ブレーカを「OFF」に切り替えることで、特定の家電製品への電力供給を止めることができます。蓄電システム自体は運転を継続します。

まとめ

ニチコン蓄電池のエラーコードBC096は、運転停止が行われたことを記録するお知らせメッセージです。エラーコードが表示されている場合、意図的な停止であれば問題ありませんが、意図せず停止していた場合は速やかに運転を再開してください。ニチコンの蓄電システムを長期間停止状態で放置すると、蓄電池の過放電により電池交換が必要になる可能性があるため、特に注意が必要です。

※太陽光や蓄電池に関して、セットではなく単独での工事も可能でございますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。

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