COLUMN
お役立ちコラム
エコキュートの電気代について詳しく解説!安く抑えるための3つの節約術と
エコキュートは、「電気代の節約に効果的である」と耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。
また、電気代が安いのにたくさんのお湯を使えるといったメリットも耳にする人も多いでしょう。
しかし、なぜエコキュートを導入すると電気代が安くなるのでしょうか?ということで今回は、なぜエコキュートの電気代が安くなるのかについてお話します。また、電気代を安く抑えるための節約術についても詳しくご紹介します。
エコキュートの電気代が安くなるのはなぜなのか?
エコキュートの電気代が安いと言われる理由について、エコキュートの仕組みも合わせて理解しておきましょう。
空気の熱で効率よくお湯を沸かすため電気代が安い
エコキュートは、ヒートポンプという技術を利用することで、空気の熱を使って効率良くお湯を沸かしているため電気代が安くなっています。
ヒートポンプ式とは、空気中などから熱をかき集めて、大きな熱エネルギーとして利用する技術のことです。身近にあるエアコンや冷蔵庫、エコキュートにも使われている技術で、いわゆる省エネ家電と呼ばれるものに使われています。
ヒートポンプ式は一般的な電気給湯器とは違い、空気をエコキュートの内部に取り込んでお湯を沸かしています。
そのため、電気のみでなく空気も使うため、少ないエネルギーでお湯を沸かせるのです。エコキュートは、一般的な電気給湯器と比較しておよそ3分の1の電力でお湯を沸かせます。
夜間の電気代が大幅に軽減されるから
エコキュートは電気料金が安くなる夜の間にお湯を沸かすのが大きな特徴です。
エコキュートには、夜間の電気が大幅に軽減される契約メニューがあり、それを『季節別時間帯別電灯契約』といいます。
『季節別時間帯別電灯契約』が可能なご家庭は、「夜間蓄熱式機器等」を使用されている場合のみになりますが、エコキュートは「夜間蓄熱式」なので、「季節別時間帯別電灯契約」を結べるわけです。
夜間の安い電気料金は昼間の電気料金の半分程度と非常にリーズナブルな値段であるため、エコキュートをお得に使用するためには、電気代を抑えられるよう夜間に翌日使うお湯を沸かしておくことがポイントだといえるでしょう。
エコキュートの電気代を安く抑えるための3つの節約術とは
エコキュートの電気代を可能な限り節約するためには、以下の3つのポイントを押さえて実行することが大切です。
- 夜の電気を活用する
- お風呂をオードモードに注意する
- 別の電力会社へ乗り換えをする
それぞれ簡単にご説明していきます。
夜の電気を活用する
現在契約している電気料金の設定によっては夜の電気代を抑えられますが、電気料金が安い時間帯は家庭ごとにそれぞれ異なります。
エコキュートにお湯を貯めるために重要な夜の電気料金の設定を誤ると、電気代が節約できない可能性があるため、電気料金が安い時間帯について確認しましょう。
また、電気料金のプランを変更したり、プランそのものにバリエーションが増える場合もあるため定期的に契約しているプランを見直したりする必要もあるでしょう。
また、貯湯タンク内部のお湯の量が減ると、自動沸き増しをする機能が付いているエコキュートも存在します。
しかし、昼間にお湯を使わない場合には、自動沸き増しの設定をオフにすることで電気代を節約することが可能です。
お風呂のオートモードに注意する
自宅のお風呂には、一定の温度やお湯の量を維持するオートモードや、追い焚きモードが搭載されているケースが多いです。
基本的に、お湯の温度を維持するためには電気代がかかるため、入浴する時間帯にのみオートモードを設定すると、電気代の節約につながります。
別の電力会社へ乗り換えをする
現在、様々な電力会社で夜の電気代が安くなるプランを用意しているケースが多いです。そのため、契約している電力会社そのものを見直して、別の電力会社の方がお得であれば乗り換えも検討しましょう。
エコキュートで電気代を安くしましょう
エコキュートは、夜の間にお湯を沸かす機能を活用して、翌日にエコキュートの貯蔵タンクのお湯を使うことで電気代を抑えられることが大きなメリットです。
生活のなかでのお湯の使用量によって、エコキュートで電気代を抑えられるか、高くなるかといった違いがあるため、家庭でどの程度お湯を使用しているかを再確認する必要があります。
家庭によって電気の使い方には違いがあるので、エコキュートを購入する際には電気代の節約術や現在契約している電気料金のプランを再度確認してから、エコキュートを導入しましょう。