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ニチコン蓄電池のエラーコードBExxx完全対処マニュアル

2026.02.20 お役立ちコラム

ニチコンのトライブリッド蓄電システムを使用中に、室内リモコンに「BExxx」というエラーコードが表示されることがあります。この蓄電池システムで発生する重要なエラーコードについて、原因と対処方法を詳しく解説します。

エラーコードBExxxの意味

ニチコン蓄電池で表示される「BExxx」のエラーコードは、蓄電システムが安全のため自動停止したことを示す警告です。「xxx」の部分には3桁の数字が入り、具体的な停止理由を示します。このエラーコードが表示された場合、蓄電池の充放電や太陽光発電の動作が一時的に停止します。

ニチコンの蓄電システムでは、安全性を最優先に設計されているため、異常を検知すると自動的にエラーコードを発報して停止する仕組みになっています。これは利用者の安全と機器の保護のための重要な機能です。

エラーコードBExxxが表示される状況

ニチコン蓄電池でこのエラーコードが表示される主な状況は以下の通りです:

システム内部の異常検知 蓄電池ユニットやパワーコンディショナ内部で何らかの異常が検知された場合、安全のため自動的に運転を停止し、エラーコードを表示します。

過電流・過電圧の発生 蓄電池への充電時や放電時に、規定値を超える電流や電圧が検知された場合、機器保護のためエラーコードが発報されます。

温度異常 蓄電池ユニットやパワーコンディショナの温度が異常に上昇した場合も、このエラーコードが表示されることがあります。

特殊なエラーコードBE201~BE203

ニチコン蓄電池では、停電時に特有のエラーコードがあります:

エラーコードBE201、BE202、BE203:自立出力電力オーバー これらのエラーコードは、停電時に接続機器の消費電力が蓄電池の出力をオーバーしたため、給電を停止したことを示します。ニチコンの蓄電システムでは、停電時にAC100V、200V機器合わせて消費電力3500Wを目安に家電製品を使用できますが、これを超えるとエラーコードが表示されます。

このエラーコードが表示された場合の対処方法は明確です。掃除機、電子レンジ、ドライヤー、電気ストーブなど、消費電力の大きな機器の使用を控えてください。ご家庭の家電品の電源をいくつか切ってから、室内リモコンの「再起動」ボタンをタッチすることで、エラーコードを解除できます。

エラーコードBExxxの基本的な対処方法

ニチコン蓄電池でエラーコードBExxxが表示された場合、以下の手順で対処してください:

ステップ1:エラーコード内容の確認

室内リモコンに表示されているエラーコードの番号を確認します。「BExxx」の「xxx」部分の数字をメモしておくと、後でお問い合わせする際に役立ちます。

ステップ2:ブザー音の停止

エラーコード表示画面で「消音」ボタンをタッチすると、警告ブザー音が止まります。ニチコンの蓄電池では、重要なエラーコード発生時にブザーで知らせる機能があります。

ステップ3:安全確認

電気機器に異常がないか、配線に問題がないか、蓄電池ユニットやパワーコンディショナから異音や異臭がしないかを確認します。

ステップ4:再起動の実施

安全が確認できたら、室内リモコンの「再起動」ボタンをタッチして蓄電システムを再起動します。ニチコンの蓄電池では、一時的な異常の場合、再起動により正常復帰することがあります。

ステップ5:再起動後の確認

再起動後、エラーコードが消えて正常に運転を開始するか確認します。ホーム画面に戻り、充放電が正常に行われているか確認してください。

エラーコードが繰り返し表示される場合

ニチコン蓄電池で再起動してもエラーコードBExxxが繰り返し表示される場合は、より深刻な問題が発生している可能性があります。この場合、以下の対応が必要です:

専門業者への連絡 エラーコードが自動停止を繰り返す場合は、取扱説明書に記載されたお問い合わせ先へご連絡ください。ニチコンのサービスセンター(電話:03-5212-9211)またはお買い上げの販売会社に、機種名、製造番号、エラーコード番号を伝えて相談してください。

無理な再起動は避ける 何度も自動停止を繰り返す場合、無理に再起動を続けると機器の故障につながる可能性があります。ニチコンの蓄電システムは精密機器ですので、専門家の診断を受けることをお勧めします。

エラーコード発生時の注意事項

ニチコン蓄電池でエラーコードBExxxが表示された際の重要な注意事項:

長期間の放置は厳禁 エラーコードが表示された状態で放置しないでください。特に蓄電池が過放電の状態になると、蓄電池が使用できなくなり、電池交換(有償)となることがあります。ニチコンの取扱説明書でも、この点は重要事項として記載されています。

点検ランプの確認 エラーコードBExxx発生中は、室内リモコンの点検ランプが点滅します。この点滅は、システムに何らかの問題が発生していることを視覚的に知らせる機能です。

運転モードの確認 エラーコード解除後は、直前に設定していた運転モード(グリーンモードまたは売電モード)に自動的に戻りますが、念のため設定を確認してください。

エラーコード予防のための日常管理

ニチコン蓄電池のエラーコードBExxxの発生を予防するため、以下の日常管理を心がけてください:

定期的な点検 蓄電池ユニットやパワーコンディショナの周囲に物を置かない、吸排気口を塞がないなど、適切な設置環境を維持してください。ニチコンの製品仕様では、機器周囲に一定の離隔距離を確保することが求められています。

適切な使用環境の維持 蓄電池ユニットの動作温度範囲は-10℃~+40℃です。この範囲を超えると、エラーコードが発生しやすくなります。特に夏季は高温に注意し、冬季は低温環境での使用に配慮してください。

負荷の適正管理 接続する家電製品の消費電力が、ニチコン蓄電池の定格出力を超えないよう管理してください。特に停電時は、使用する家電製品を慎重に選ぶ必要があります。

まとめ

ニチコン蓄電池のエラーコードBExxxは、安全のための自動停止を示す重要な警告です。エラーコードが表示されたら、まず安全を確認し、再起動を試みてください。繰り返しエラーコードが表示される場合は、専門業者に相談することが重要です。適切な対処により、ニチコンの蓄電システムを安全かつ効率的に活用できます。

※太陽光や蓄電池に関して、セットではなく単独での工事も可能でございますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。

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