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長州産業の蓄電池エラーコード「C6-8.0」の原因と復旧方法

2026.01.30 お役立ちコラム

家庭用太陽光発電と蓄電池のセット導入において、国内でもトップクラスの信頼を誇るのが長州産業です。しかし、精密機械である以上、長年の使用や環境の変化によって「エラーコード」が表示されることは避けられません。

特にモニターに表示される**【C6-8.0】というコードは、システム全体の動作が停止してしまう重大なエラーの一つです。この記事では、長州産業の蓄電池**を利用している方に向けて、エラーコード「C6-8.0」の意味、主な原因、そして具体的な対処法について、詳しく解説していきます。

1. エラーコード【C6-8.0】が示す内容とは?

長州産業のシステムにおいて、エラーコード「C6-8.0」は、一般的に**「パワーコンディショナ(パワコン)の制御基板異常(内部通信・演算エラー)」**を指しています。

蓄電池システムの中枢であるパワコンは、太陽光パネルからの発電量、蓄電池の残量、家庭内での消費電力などを瞬時に計算し、最適な充放電をコントロールしています。この複雑な演算を司る「制御基板」において、データの読み書きが正常に行えなかったり、内部的な通信に不整合が生じたりした場合に、このエラーコードが発動します。

簡単に言えば、システムの「脳」が一時的にパニックを起こしている、あるいは故障している状態を知らせるサインです。

2. 「C6-8.0」が発生する主な原因

なぜ、信頼性の高い長州産業の製品でこのような内部異常が発生するのでしょうか。主な原因として考えられるのは以下の4点です。

① 外部ノイズや落雷の影響

近隣での電気工事、落雷によるサージ電流、あるいは強力な電磁波を発生させる機器が近くにある場合、基板上の電子信号が乱されることがあります。これが演算エラーを引き起こし、エラーコードとして検知されます。

② 一時的なソフトウェアのフリーズ

パソコンやスマートフォンと同様に、蓄電池の制御プログラムも稀にフリーズを起こすことがあります。特に停電復旧時や、電圧が不安定な状況下で再起動がかかった際に、プログラムの読み込みがうまくいかないことが原因となります。

③ 制御基板の経年劣化

長州産業の製品は10年以上の長期使用を想定していますが、設置場所が高温多湿であったり、塩害を受けやすい地域であったりする場合、基板上のコンデンサなどの部品が劣化し、電気信号が不安定になることがあります。

④ 接続コネクタの接触不良

内部的な話になりますが、基板と他の部品を繋ぐコネクタ部分が、振動や温度変化による膨張収縮で接触不良を起こし、データが正しく伝わらなくなることで「C6-8.0」が表示されるケースもあります。

3. トラブル発生時にユーザーができる対処手順

モニターに「C6-8.0」が表示された場合、まずは以下の手順で復旧を試みてください。

手順1:エラーコードの記録と現状確認

まずは、エラーコードが表示された日時と、その時の天候、周囲の状況(停電がなかったか等)をメモしましょう。長州産業のサポートに連絡する際に、この情報が診断の大きな助けになります。

手順2:システムの完全再起動(パワーサイクル)

基板の一時的なエラーであれば、電源を完全に遮断してリセットすることで復旧する可能性が高いです。

  1. 操作パネルから蓄電池の運転を停止します。

  2. 蓄電池用と太陽光用のブレーカーをすべて「OFF」にします。

  3. そのまま15分〜30分ほど放置します(放電により内部メモリをクリアします)。

  4. 再度、取扱説明書に従って順番にブレーカーを「ON」にし、起動を待ちます。

手順3:周辺環境のチェック

パワコンの周囲に、最近設置した大型の電子機器や、電波を発する機器がないか確認してください。もしあれば、一時的に距離を離して状況が改善するか確認します。

4. 専門業者による修理と費用・保証

再起動を試してもエラーコードが消えない、あるいは頻発する場合は、基板の物理的な故障が疑われます。

  • メーカー保証(10年・15年)の活用: 長州産業は手厚い製品保証を提供しています。保証期間内であれば、基板の交換修理は基本的に「無償」で行われます。まずは保証書を確認し、購入した販売店へ連絡してください。

  • 保証期間外の修理費用の目安: 保証が切れている場合、パワコンの制御基板交換には、部品代と技術料を合わせて8万円〜15万円程度の費用がかかることが一般的です。

5. まとめ:異常を感じたら早めの相談を

長州産業蓄電池において、エラーコード「C6-8.0」は内部的な不具合を示す重要な警告です。一時的なノイズであれば再起動で解決しますが、放置するとシステム全体の故障を招く恐れもあります。

  • 長州産業の製品は高品質だが、基板トラブルは起こり得る。

  • 「C6-8.0」が出たら、まずは30分間の完全再起動を試す。

  • 直らない場合は、保証書を持って販売店へ。

これらを意識しておくことで、万が一のトラブル時も慌てずに対応でき、蓄電池のある安心な暮らしを長く維持することができます。

※太陽光や蓄電池に関して、セットではなく単独での工事も可能でございますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。

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