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長州産業P1-7エラーの原因と対処法

2025.12.20 お役立ちコラム

家庭用の蓄電池を使い始めてしばらくすると、「あれ、今まで出たことのない表示が出ている」と気づく瞬間があります。
音もなく働いてくれていた機械だからこそ、操作パネルに突然現れるエラーコードは、どうしても気持ちをざわつかせますよね。

長州産業の蓄電池を使っている方の中でも、
「P1-7.0」
「P1-7.1」
といった表示を目にして、不安になったという声は決して少なくありません。

・これって故障なのか
・今すぐ修理を呼ばないといけないのか
・使い続けて大丈夫なのか

そんな疑問を抱えたまま、画面を何度も見つめてしまった方もいると思います。


P1-7.0・P1-7.1とは何を意味するエラーなのか

まず前提として、長州産業のエラーコードの中で「P1系」と呼ばれるものは、
蓄電池ユニット本体側が、自分の内部状態をチェックした結果として出すエラー
という位置づけになります。

パワーコンディショナ側の異常というよりも、
「蓄電池そのものが、内部の状態を見て判断した結果」
と考えると、イメージしやすいかもしれません。

P1-7.0、P1-7.1もその流れにあり、

・内部センサーの検知結果
・制御基板の自己診断
・電圧や温度、通信状態のわずかなズレ

こうしたものを総合的に見て、「念のため止めておこう」と判断した際に表示されます。

つまり、このエラーコードが出た瞬間に
「完全に壊れた」
「危険な状態になった」

と決めつける必要はありません。

長州産業の蓄電池は、どちらかというと“慎重すぎるほど慎重”な性格で、
少しでも気になる挙動があれば、安全側に倒れる設計になっています。


なぜP1-7系のエラーが出るのか

P1-7.0・P1-7.1の原因は、ひとつに断定できるケースはあまり多くありません。
むしろ、「いくつかの条件が重なった結果」と考える方が自然です。

よくある背景を、いくつか挙げてみます。

① 温度環境の影響

蓄電池は、想像以上に温度の影響を受ける機器です。
真夏の猛暑や、冬場の冷え込み、昼夜の寒暖差などが続くと、
内部センサーが「いつもと違う」と判断することがあります。

特に屋外設置の場合、

・西日が強く当たる
・風通しが悪くなった
・周囲の環境が変わった

といった小さな変化が、エラー表示につながることもあります。

② 内部センサーの一時的な誤検知

電子機器である以上、完全にノイズの影響を避けることはできません。
雷が近くで鳴ったあと、瞬間的な停電があったあとなどに、
センサーが一瞬だけ通常と違う値を拾ってしまうことがあります。

その結果、「念のため止めよう」と判断され、P1-7.1などの表示が出るケースです。

③ 通信や制御のズレ

蓄電池は単体で動いているわけではなく、
パワーコンディショナや制御ユニットと常に情報をやり取りしています。

この通信の中で、

・一瞬だけ応答が遅れた
・データの整合が取れなかった

といったことが起きると、エラーコードとして表に出ることがあります。


表示されたら「もうダメ」と思う必要はある?

ここが一番気になるところだと思います。

結論から言えば、
P1-7.0・P1-7.1が一度出た=即故障
というわけではありません。

実際には、

・一度だけ表示され、その後は出ない
・リセット後に通常運転へ戻る
・しばらく様子を見たら問題なく使えている

というケースも、現場ではよくあります。

ただし、注意したいポイントもあります。


自分でできる初期対応

エラーが出たとき、まず落ち着いてできることは限られています。
無理に何かをしようとするより、「やっていいこと」と「やらない方がいいこと」を分けて考えるのが大切です。

やっていいこと

・表示されているエラーコードを正確に控える
・出た時間帯や状況(暑かった、雷があったなど)を思い出す
・取扱説明書に従って、一度だけ電源リセットを試す
・設置場所の環境(直射日光、風通し)を確認する

やらない方がいいこと

・何度もブレーカーを上げ下げする
・内部を開けようとする
・「そのうち直るだろう」と放置し続ける

特に、リセットを繰り返す行為はおすすめできません。
蓄電池は高電圧機器なので、無理に動かそうとすると別のトラブルを招くことがあります。


相談すべきタイミングの目安

次のような状態が続く場合は、販売店や施工業者、長州産業のサポートに相談するのが安心です。

・P1-7.0、P1-7.1が頻繁に出る
・リセットしてもすぐ再発する
・蓄電池がほとんど動かなくなった
・他のエラーコードと同時に表示される

長州産業の蓄電池は、内部ログを確認できるため、
専門の人が見れば「一時的なものか」「点検が必要か」を判断できます。


放置するとどうなるのか

正直に言えば、
すぐに危険な状態になるケースは多くありません。

ただし、

・本来使えるはずの蓄電池が止まったまま
・太陽光の余剰電力を活かせない
・停電時の備えが十分に機能しない

といった、じわじわとした不便さが続くことになります。

また、内部に小さな異常が本当に進行している場合、
早めに対応していれば軽く済んだものが、結果的に大きな修理になることもあります。

※太陽光や蓄電池に関して、セットではなく単独での工事も可能でございますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。

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