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蓄電池の導入に失敗例は?予防する対策方法を解説

2023.03.28 お役立ちコラム

co2を削減できたり省エネルギーだったりと、環境に優しい家庭用蓄電池が注目を集めています。また、蓄電池の魅力は、災害が起こった際のに電気を使用できることや、電気代を抑えられることなどが挙げられます。

しかし、蓄電池を導入し、「失敗した」と感じるケースもあるため注意が必要です。そこで、蓄電池を導入した失敗例と、失敗を予防するための対処法を紹介します。

蓄電池の導入が失敗しやすい理由とは

蓄電池を購入して失敗したと感じる原因は、販売しているメーカー選びや利用するプラン選びを誤るなど様々です。主な原因としては、商品ごとの特徴を比較・検討せずに導入した、故障内容をチェックしていなかった、電気を売った際の収入のみを重視していた、蓄電池がどの程度の期間使用できるものなのか理解していなかったなどが挙げられます。

また、蓄電池と太陽光発電システムを同時に使用する場合には、発電する量に適していない蓄電池を導入しないよう注意が必要です。
発電量に適していない蓄電池では、設置にかかった費用をスムーズに回収できないでしょう。
さらに、蓄電池がどの程度使用できるものなのかを理解せずに購入すると、交換するのにコストがかかることや、メンテナンス費用がかかることにデメリットを感じる場合もあります。

蓄電池の導入に失敗しないためには、しっかりと計画を立てて準備をすることが大切です。

失敗例①蓄電池を導入した後に発電量が減った

蓄電池を導入後、太陽光発電システムでの発電量が下がるというトラブルは非常に多いです。

特に、ハイブリッドタイプの蓄電池で起こりやすい失敗だといえます。ハイブリッドタイプの蓄電池は、購入する際に回路数を確認しなければなりません。

例えば、4つの回路があるパワーコンディショナーを使っていた場合は、4つの回路があるハイブリッドタイプの蓄電池を導入する必要があります。
回路が2つしかない物を導入すると、回路が減るため同時に発電量も低下します。

蓄電池を導入してから発電量が下がるといった失敗を防ぐためにも、蓄電池や太陽光発電システムに関する知識がある業者に依頼することが重要です。

サイズや価格のみにこだわり、自分で判断して導入すると「失敗した」と感じる場合があります。初めて蓄電池を購入する方だけではなく、蓄電池を買い換える際にも注意が必要です。

失敗例②深夜電力を使って電気を溜めて電気代を節約できない

蓄電池を購入する理由として、昼間太陽光で発電した電気を使い、夜間は電力会社から安い電気を購入するというケースや、安い深夜電力で電気を溜めておくために蓄電池を導入するケースが多いです。

蓄電池によって電気代を抑えられますが、夜間の時間帯に電気が安くなるプランに変更をしなければなりません。プランを変更しないと、電気代が抑えられないため注意が必要です。

失敗例③想定していない場所に設置することになった

大容量タイプの蓄電池を設置する場合に起こりやすいのは、想定していない場所に蓄電池を置かなければならないといった失敗です。

玄関の横といった板目立つ場所や邪魔になる場所に置かなければならないなどのトラブルを予防するためには、購入する前に形状やサイズを確認し、どこに置くかをイメージする必要があります。

蓄電池は高温になる場所に置くと劣化するため、直射日光が当たらない場所に置けるようにイメージしましょう。

家庭に適した蓄電池を導入するなら事前のリサーチが必要

蓄電池の導入に失敗したと感じるのは、実際に導入した後であり、高額な出費に後悔するケースも少なくありません。蓄電池の導入が失敗だったという結果にならないよう、業者に相談や依頼をする前に蓄電池や太陽光発電システムに関する基礎知識を身につけておくことが大切です。

エアコンや洗濯機などの家電製品と同様に、蓄電池は気軽に導入して良いものではないといえます。しっかりと調べることによって「なぜ蓄電池が必要なのか」「どのように使用したいのか」も明確になるため、家庭に適した蓄電池を導入することにもつながります。
また、基礎知識があると、業者の言っている内容が正しいのかが分かるようになり、悪徳業者から購入するといったトラブルも防げるでしょう。

蓄電池の導入失敗を予防するための業者の選び方

蓄電池の導入が失敗だったという結果にならないようにするためには、設置を依頼する業者選びも重要です。蓄電池や太陽光発電システムの設置は、電気工事や蓄電池を設置する基礎工事を行うため、専門的な知識がなければ施工を行えません。

住宅のリフォームと同様の工事が行われることもあるため、電気工事士の資格を持った従業員がいるかどうか、メーカーが行なっている研修を受けているかどうかをチェックすることがポイントです。
また、業者とのコミュニケーションが円滑に進まないというトラブルも少なくありません。蓄電池導入の失敗を予防するためには、優良業者や知識や経験が豊富な施工業者を選びましょう。

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