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お役立ちコラム
訪問販売で蓄電池は買ってはいけない!その理由を解説
蓄電池を設置したいと考えている場合、どのようなポイントに注意して設置販売業者を選べば良いのか迷う、選び方が分からないという方も多いのではないでしょうか。特に、訪問販売業者はトラブルが多いといったイメージを持つ方も多いでしょう。
そこで、訪問販売で蓄電池を購入してはいけない理由や、優良業者の特徴について詳しく紹介します。
悪質な訪問販売業者の特徴
蓄電池の悪質な訪問販売業者には、いくつかの特徴があります。例えば、ライフスタイルに適した蓄電池を提案せず1つの蓄電池だけをアピールしてくる、保証期間や保証内容、補助金に関する説明がないなどです。
訪問販売業者が訪ねて来た際に、すぐに確認できる特徴について紹介します。
購入者にとってのメリットだけを離す
悪質な訪問販売業者は、蓄電池を導入することによる金銭的なメリットや、キャンペーンやモニターなど割引サービスに関する説明ばかりする傾向があります。蓄電池を購入するメリットだけを説明する場合には注意しましょう。
割高な価格で契約させられる
訪問販売業者は、営業スタッフの人件費を支払うため、人件費が上乗せされた価格で販売しなければなりません。そのため、確実に割高になります。
工事費や本体価格に上乗せされていることがあり、見積もりの詳細が記載されておらずトータル金額のみを記載している場合など、内訳が分からない見積もりを提示された場合には注意が必要です。
蓄電池の設置費用相場についてしっかりと理解していなければ、割高なのかどうか判断できないため、蓄電池の導入を検討している場合には必ず適正価格を把握しておきましょう。
許可なく売り込みをする会社は信用できない
訪問販売業者は、「会社名」「契約してもらう目的で営業活動をしている」などを伝えたうえで営業活動をしなければなりません。
しかし、家主が許可していないにもかかわらず玄関に入り、居座って売り込みをするケースがあります。許可を得ずに売り込みをするような会社・営業スタッフは詐欺の可能性があるため、玄関に入れず、インターホン越しに断ることが大切です。
信頼できる優良業者の特徴
訪問販売業者から蓄電池を購入するのではなく、インターネットのホームページから企業情報をしっかりと確認したうえで信頼できる業者を選ぶことが大切です。
優良業者の特徴としては、施工実績をホームページに掲載していたり、蓄電池の取り扱いメーカー数が多かったりすることが特徴です。
また、見積もりを依頼した際に、現地調査に関する説明や、メリットだけではなくデメリットも説明してくれるかどうかもチェックしましょう。
さらに、アフターフォローや保障内容についても確認することが大切です。
いずれも業者のホームページ上もしくは見積もり依頼時に確認できるため、訪問販売業者とその場で契約を結ぶのではなく、販売業者の情報をしっかりとリサーチしたうえで冷静に判断することが重要です。
悪質な訪問販売業者とのトラブルを避けるための対策方法
訪問販売業者が訪ねてきた際に、トラブルを避けるための対策を紹介します。
当日に契約しない
訪問販売業者から商品の魅力や蓄電池のメリットの説明を聞き、導入したいと考えても、その場で契約しないことが大切です。会社の口コミを確認したり家族と話し合ったりと、十分に検討する必要があります。
インターホンに出ない
「訪問販売業者から説明を受けたら断りにくい」と感じる場合は、訪問販売業者と思われる人が訪ねてきた際にインターホンに出ないようにしましょう。玄関先に出てしまった場合は、「主人を呼んできます」「自分は詳しく分からないので他の者に代わります」などと言い、家族に断ってもらう方法も有効です。
無料で設置できるとアピールする業者には注意
「蓄電池の設置工事が無料」と謳う訪問販売業者は多いです。しかし、工事費用は売電収入でローン返済するシステムが一般的であり、売電収入は不安定なためスムーズに返済できないことも珍しくありません。
また、設置工事費用は無料なものの、蓄電池本体の価格を高額に設定していることもあります。
購入者の多くは蓄電池本体や工事費用の相場に詳しくないため、高額な価格で契約させようとするケースもあるのです。
工事費無料とアピールされた場合、無料になる理由や工事費用はどのように補填されるのかを質問しましょう。
悪質な訪問販売業者と契約した場合の対処法
蓄電池の訪問販売業者から蓄電池を購入し、後から悪質な業者だったことが判明した場合には、クーリングオフ制度を利用しましょう。
クーリングオフは、訪問販売といった強引な契約やマルチ商法といったハイリスクな契約をした際に、一定期間に契約を解除できる制度です。訪問販売で蓄電池を購入した場合には、契約してから8日以内に申請しなければならないため注意しましょう。
訪問販売で蓄電池を購入せずネット見積もりから始めよう
災害に備えるためや、2019年以降売電できなくなるといった嘘の情報が原因で、家庭用蓄電池の需要が上がっています。しかし、需要が上がると、悪質な訪問販売業者も増える傾向にあるため注意が必要です。
蓄電池の導入を検討していても訪問販売業者と契約をせず、十分にリサーチをしたうえで信頼できる業者に見積もりや現地調査を依頼しましょう。