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太陽光発電システムの地震対策5つ!すぐにできる対策で設備を守ろう

2021.02.21 お役立ちコラム


太陽光発電システムを設置する際のリスクとして、地震といった自然災害が挙げられます。太陽光発電システムを設置するときには、メリットだけではなく地震によってどのような被害を受ける可能性があるのか、また、どのような対策を行えば被害を最小限に抑えられるのかを確認しておきましょう。

太陽光発電システムの地震による被害とは

日本は地震大国といわれており、大きな地震が起こる可能性が高く、震度の大小問わず地震が頻発していることが特徴です。
また、地震が原因でシステムエラーが起こったり機械が壊れたりする場合もあるでしょう。太陽光発電システムは非常に繊細な機械であり、衝撃を受けると部分的に故障する可能性が高いです。地震によって地盤が割れて、太陽光発電システムそのものが壊れる場合もあります。地震が強かったり地盤が緩かったりすると、太陽光発電システムを設置している箇所が地割れすることもあり、非常に危険です。
これから太陽光発電システムを設置する場合には、あらかじめ地盤を確認しておきましょう。
なお、太陽光発電システムは地震が原因で破損する可能性が高く、最も多いケースとしては地震で揺れることによって断線しショートすることが挙げられます。地震で大きく揺れることによって太陽光発電システムの設備も大きく動き、機械を接続しているケーブルが断線することがあります。断線することによって感電事故や漏電といった危険性ががあるため、太陽光発電システムの地震対策を行っていない場合には地震後に設備に触れないことが大切です。

太陽光発電システムを守るための地震対策

地震が起こってから慌てないよう、被害を最小限にとどめる対策をしておきましょう。太陽光発電システムを設置する前、また、設置した後の地震対策の方法について紹介します。

土台の強度をあげる

太陽光発電システムを設置する際、パワーコンディショナー、ソーラーパネルの設置費用のみに注力しがちですが、土台の強度についても確認することが大切です。国土交通省が建築基準法で定めた土台の強度は、数字で示されます。強度が高い土台は設置費用も高くなりますが、地震対策を重要視するのであれば最も強度が高い「等級1」の土台を設置しましょう。

日頃からメンテナンスをする

太陽光発電システムは、屋根に設置するタイプと地面に設置するタイプの2つがあります。いずれの場合も、地震が原因で太陽光発電システムが壊れ、火災につながるケースがあるため十分に注意が必要です。
特に、地面に設置しているタイプの太陽光発電システムには注意しましょう。地震によって太陽光発電システムが壊れ、ケーブルが断線して火花が散ると、周囲の物に燃え広がることがあります。

地震発生時の耐久性に関して専門業者に相談する

これから太陽光発電システムを設置する場合も、既に設置している場合も、地震が起こった際の耐久性に関して専門業者に相談しましょう。理由は、十分な知識がないまま太陽光発電システムを設置しているケースがあるためです。
例えば、太陽光パネルを一面に敷き詰めて設置するといったことが挙げられます。狭い土地を活用する方法として有効なように見えますが、パネル同士がぶつかり、破損した際に大きな被害を受ける可能性が高いです。加えて、保障の対象外になる場合があります。
十分な知識を持つ専門業者に、太陽光発電システムの設置や耐久性に関して相談することが大切です。

太陽光パネルは基準に沿って設置する

太陽光発電システムを売電のために導入している場合、可能な限り利益を出そうと太陽光パネルを敷き詰めるケースがあります。しかし、小さな地震が起こった場合でも太陽光パネル同士が接触し、故障するリスクがあるため注意が必要です。そのため、太陽光パネルを設置する際にはメーカーが定めた基準を守りましょう。

メーカーの保証制度を確認する

保証や保険を利用することで、地震被害を受けた場合の修繕費用や解体費用を補えるため、経済的なリスクを抑えられます。太陽光発電システムを設置した際には、メーカーの保証制度を確認することが大切です。メーカーの保証制度は、出力・製品保証の2つがあり、いずれも10年間無料で保証してくれます。有料保証に変更すれば、保証期間を延長することが可能なことが一般的です。
ただし、保証内容によっては地震が起こった際の被害に対応していないことがあるため、内容をしっかり確する必要があります。太陽光発電システムが壊れた際のリスクについて確認し、地震対策を行いましょう。

太陽光発電システムが故障しないように地震対策をしておこう

地震はいつ起こるのか分からないため、あらかじめ太陽光発電システムの地震対策をしておくことが大切です。正しく対処することによって、地震被害のリスクを軽減できます。例えば、メーカーの保証のほか、地震による災害が対象になっている保険に加入する方法も有効です。
太陽光発電システムの地震対策や強度について専門業者に相談して、地震に備えましょう。

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