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蓄電池の重量とサイズは?蓄電池を設置する際の注意点をご紹介

2020.12.22 お役立ちコラム


災害時に活用するため、また、経済的なメリットを得るために家庭用蓄電池の導入を検討している人も多いのではないでしょうか。しかし、蓄電池は一般家庭に導入できるような大きさなのか、重量はどの程度なのか疑問や不安を抱く人もいるでしょう。

メリットが多い蓄電池を導入したいと検討していても、実物を見たことがないため、重量やサイズをイメージがわかないという人は少なくありません。
そこで、蓄電池はどの程度の重量なのか、どの程度のサイズなのかを紹介します。

蓄電池の重量とサイズ

蓄電池は、「一般家庭で使用する商品でありそれほど大きなものではない」というイメージを持つ人もいるでしょう。発売当初から見ると現在販売されている蓄電池はコンパクトであり重量も軽いものが多いですが、どこにでも設置できるほどコンパクトなものではありません。そこで、蓄電池の重量と、サイズの目安について紹介します。

蓄電池の平均重量

蓄電池は、国内タイプと屋外タイプの2種類に分けられます。屋内タイプの蓄電池の重量は60~176kgほどのものです。屋外タイプの家庭用蓄電池は100~250kgほどの重量であり、非常に重いことが特徴です。

蓄電池のサイズ

屋内タイプの蓄電池のサイズは、エアコンの室外機1つ分程度、屋外タイプの蓄電池はエアコンの室外機2つ分程度の大きさです。

なお、蓄電池は100 kg以上のものが多いため、設置する場所の土台が丈夫でなければ設置できません。屋外に設置する場合には土台の工事が必要であり、工事をするためのスペースも確保しなければならないのです。

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蓄電池を設置する場所

蓄電池を設置する場合、蓄電池のサイズ分のスペースさえ確保できればどこでも設置できるわけではないため注意しましょう。そこで、蓄電池を設置するのに適している場所や、設置場所の選び方を紹介します。

屋内・屋外どちらに設置するのか

屋内タイプの蓄電池であれば、分電盤から近い場所や使用する機器に近い場所に設置しなければなりません。蓄電池の作動音は小さいものの、仕事をする部屋や寝室など少しでも音が鳴っていると気になる場所には設置しないようにしましょう。
蓄電池の重量やサイズなどが適していれば、クローゼットの中や物置などにも設置可能です。蓄電池の種類と設置場所を合わせて検討しましょう。

ただし、蓄電池は湿度が高い場所や温度が高い場所に設置すると故障や劣化の原因になるため注意が必要です。
また、リチウムイオン電池については寒い場所でも壊れやすく劣化しやすいため、屋外に設置する場合には注意しなければなりません。

屋外タイプの蓄電池を設置するのに適している場所としては、風や太陽の光が直接当たらない場所や湿度が低い場所、結露が発生しない場所などが挙げられ、外壁沿いに蓄電池を設置することが多いです。

いずれの場合も、設置場所については専門の業者に相談し、最適な場所をアドバイスしてもらうことをおすすめいたします。エコそらくんではしっかり設置場所についてアドバイスいたしますので、お気軽にお問い合わせください。

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重い蓄電池を置ける床かどうか

蓄電池は重量がある製品であり、重量に耐えられる場所に設置する必要があります。蓄電池の重量は、軽い製品でも50 kg程度、重いものでは200kg程度です。設置した直後は問題なく使用できても、時間の経過とともに床が曲がったり、最悪の場合は床が抜けたりするリスクがあります。
そのため、蓄電池を設置する前にどの程度の重量まで耐えられるものなのか、床の下に芯材が組み込まれているのかどうかも調査したうえで、蓄電池を設置する場所を決定しましょう。

さらに、蓄電池は重量があるため、移動したいと考えてもすぐに対応できるものではありません。蓄電池を設置する場所はしっかりと吟味する必要があります。

蓄電池を設置するためのスペース

蓄電池を設置するためには、蓄電池そのもののサイズよりも広いスペースを確保しなければなりません。
蓄電池を設置する場合には、搬入経路として幅およそ80 cm程度と、人が自転車を押して通過できる程度の幅がなければ設置できないためです。また、設置だけではなくメンテナンスをするためのスペースでもあります。

そのため、隣の家との間隔が狭い場合、外壁沿いに蓄電池を設置するのは難しいケースもあるでしょう。導入したい蓄電池の種類や工事の内容によっても異なるため、専門業者に見積もりを依頼したり、現地に足を運んでもらい相談をしたりする方法が有効です。

蓄電池を上手に活用して電気を自家消費しよう

蓄電池は、固定価格買取制度が終わった後に電気を売るのではなく、自家消費する際に導入したい製品のひとつです。太陽光発電システムと同時に導入するだけではなく、現在使用している太陽光発電システムに追加する形で導入するケースも増えています。

蓄電池を十分に活用するためには、蓄電池を最適な場所に設置することが重要です。屋内・屋外どちらに設置するのかによって、適した製品は異なります。蓄電池の設置場所を間違えるとすぐに劣化したり効率が悪くなったり、火災が起こったりといった事故につながる場合もあるため注意しなければなりません。

蓄電池で効率良く自家消費をして経済的なメリットを得られるように、蓄電池に適した設置場所を選びましょう。

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