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ニチコン蓄電池エラーコードBFxxx完全対処マニュアル

2026.02.20 お役立ちコラム

ニチコンのトライブリッド蓄電システムを使用中に、室内リモコンに「BFxxx」というエラーコードが表示されることがあります。この蓄電池システムで発生するエラーコードについて、原因と対処方法を詳しく解説します。

エラーコードBFxxxの基本情報

ニチコン蓄電池で表示される「BFxxx」のエラーコードは、蓄電システムが何らかの理由で自動停止したことを示す警告です。「xxx」の部分には3桁の数字が入り、具体的な停止理由を表します。室内リモコンには「蓄電システムが自動停止しました。安全確認後、自動的に復帰します。自動停止を繰り返す場合は取扱説明書に記載されたお問い合わせ先へご連絡ください」というメッセージが表示されます。

このエラーコードは、ニチコンの蓄電システムが一時的な異常を検知した際に発生し、多くの場合、原因が解消されれば自動的に復帰する特徴があります。これはBExxxのエラーコードとは異なる点で、より軽微な異常を示しています。

主なエラーコードBFxxxの種類

ニチコン蓄電池で発生する代表的なBFxxxエラーコードには以下のものがあります:

エラーコードBF404:蓄電池残量低下

このエラーコードは、蓄電池残量が0%よりさらに低下した場合に表示されます。ニチコンの蓄電システムでは、蓄電池を保護するため、過放電状態になると警告を発します。

通常時に発報した場合 エラーコードが発報されると、自動運転モードの動作時間帯に関係なく、エラーコードが解除されるまで蓄電池ユニットの充電を行います。

停電後の復電時に発報した場合 停電中に蓄電池残量がゼロになってしまい、復電後にこのエラーコードが表示された場合は、「非表示」をタッチしてエラーコード画面を閉じてください。その後、充電時間帯に自動で充電が行われ、エラーコードは自動的に解消されます。

エラーコードBF405:温度異常

ニチコン蓄電池内の温度センサが指定温度範囲を検知すると、このエラーコードを表示します。

温度範囲と動作

  • -10℃以下または55℃以上:エラーコードBF405発報
  • -4℃~49℃:エラーコードBF405解除

このエラーコードは、蓄電池ユニットの温度が指定条件外になると自動的に復帰するため、特別な操作は不要です。ただし、蓄電池ユニットの周りに放熱を妨げる毛布などが覆いかぶさっていないか確認してください。

エラーコードBF517:日時設定クリア

このエラーコードは、停電などにより日時の設定がクリアされた場合に表示されます。ニチコンの蓄電システムでは、正確な時刻設定が運転モードの制御に重要な役割を果たします。

対処方法 室内リモコンに「日時設定をお願いします。停電のため日時の設定がクリアされました。非表示を押してメッセージを閉じ、日時の再設定を行ってください」というメッセージが表示されるので、指示に従って日時設定を行ってください。

エラーコードBFxxxの基本的な対処方法

ニチコン蓄電池でエラーコードBFxxxが表示された場合、以下の対処を行ってください:

自動復帰を待つ

BFxxxエラーコードの多くは、原因が解消されれば自動的に復帰します。ニチコンの蓄電システムは、安全確認後に自動で運転を再開する設計になっています。エラーコード表示後、しばらく様子を見てください。

自動復帰の目安時間

  • 温度異常の場合:温度が正常範囲に戻るまで(数分~数時間)
  • 一時的な系統異常の場合:異常解消後すぐ(数秒~数分)
  • 蓄電池残量低下の場合:充電が進むまで(数時間)

エラーコードの原因確認

自動復帰しない場合は、エラーコードの原因を確認します:

環境要因の確認

  • 蓄電池ユニットやパワーコンディショナの設置環境温度
  • 吸排気口が塞がれていないか
  • 周囲に障害物がないか

システム状態の確認

  • 蓄電池残量の確認
  • 太陽光発電の発電状況
  • 系統電力の状態

ニチコンの蓄電池では、室内リモコンのホーム画面でこれらの情報を確認できます。

手動での対処が必要な場合

一部のエラーコードでは、手動での対処が必要です:

エラーコードBF517(日時設定クリア)の場合

  1. 「非表示」ボタンをタッチしてエラーコード画面を閉じる
  2. 「家アイコン」から「各種設定/グラフ」画面を開く
  3. 「日時」をタッチして現在日時を入力
  4. 「確定」をタッチして設定を保存

エラーコードBF404(蓄電池残量低下)の場合 通常時は自動的に充電が開始されますが、停電時に太陽光発電がある場合は、「蓄電池充電」モードに設定することで早く充電できます。

エラーコードが繰り返し発生する場合

ニチコン蓄電池でエラーコードBFxxxが自動停止を繰り返す場合は、より深刻な問題が発生している可能性があります:

専門業者への連絡

エラーコードが何度も発生する場合は、以下の情報を準備してお問い合わせください:

必要な情報

  • 機種名(室内リモコンの登録情報画面で確認可能)
  • 製造番号(パワーコンディショナ側面の銘板に記載)
  • エラーコード番号(BFxxxの「xxx」部分)
  • エラーコード発生時の状況(天候、時間帯、使用していた家電製品など)

連絡先

  • ニチコンサービスセンター:03-5212-9211(平日9時~20時、土日祝日9時~18時)
  • お買い上げの販売会社

ニチコンの蓄電システムは精密機器ですので、繰り返しエラーコードが発生する場合は専門家の診断が必要です。

自己判断での修理は禁止

エラーコードが頻発しても、お客様自身で蓄電池ユニットやパワーコンディショナのフロントパネルを開けることは絶対にしないでください。ニチコンの取扱説明書にも明記されていますが、内部には高電圧部分があり、感電のおそれがあります。

エラーコード予防のための日常管理

ニチコン蓄電池のエラーコードBFxxx発生を予防するため、以下の管理を心がけてください:

適切な設置環境の維持

温度管理 蓄電池ユニットの動作温度範囲は-10℃~+40℃です。この範囲を維持するため:

  • 屋外設置の場合、直射日光が当たらないよう配慮
  • 冬季は積雪による吸排気口の閉塞に注意
  • 夏季は周囲温度の上昇に注意

通気の確保 パワーコンディショナと蓄電池ユニットの周囲には、排熱とメンテナンスのための離隔距離を確保してください。ニチコンの仕様では、機器ごとに必要な離隔距離が定められています。

定期的な確認

室内リモコンでの確認

  • 蓄電池残量が極端に低下していないか
  • 点検ランプが点滅していないか
  • お知らせリストに警告が表示されていないか

目視での確認

  • 蓄電池ユニット、パワーコンディショナから異音や異臭がしないか
  • 吸排気口が塞がれていないか
  • 機器に変形や損傷がないか

これらの確認を定期的に行うことで、エラーコード発生前に問題を発見できる可能性があります。

まとめ

ニチコン蓄電池のエラーコードBFxxxは、多くの場合自動復帰する一時的な異常を示します。エラーコードが表示されたら、まず自動復帰を待ち、必要に応じて環境を確認してください。繰り返しエラーコードが発生する場合は、専門業者に相談することが重要です。適切な対処と日常管理により、ニチコンの蓄電システムを安全かつ効率的に活用できます。

※太陽光や蓄電池に関して、セットではなく単独での工事も可能でございますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。

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