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ニチコン蓄電池エラーコードBF517完全解決ガイド

2026.02.20 お役立ちコラム

ニチコンのトライブリッド蓄電システムを使用中に、室内リモコンに「BF517」というエラーコードが表示されることがあります。この蓄電池システム特有のエラーコードについて、発生原因と具体的な解決方法を詳しく解説します。

エラーコードBF517の意味

ニチコン蓄電池で表示される「BF517」のエラーコードは、停電などにより日時の設定がクリアされたことを示す警告です。室内リモコンには「日時設定をお願いします。停電のため日時の設定がクリアされました。非表示を押してメッセージを閉じ、日時の再設定を行ってください」というメッセージが表示されます。

このエラーコードは、ニチコンの蓄電システムにおいて時刻情報が失われた際に発生する重要な警告です。蓄電池の充放電制御は時刻情報に基づいて行われるため、正確な日時設定が欠かせません。

エラーコードBF517が発生する原因

ニチコン蓄電池でエラーコードBF517が発生する主な原因は以下の通りです:

停電による日時情報の消失

最も一般的な原因は停電です。ニチコンの蓄電システムでは、室内リモコン内部に日時情報を保持していますが、長時間の停電や特定の条件下で電力供給が途絶えると、日時設定がリセットされることがあります。特に停電中に蓄電池残量が完全にゼロになった場合にエラーコードが発生しやすくなります。

システムメンテナンス後

蓄電池ユニットやパワーコンディショナのメンテナンス、修理、交換作業を行った際にも、このエラーコードが表示されることがあります。

室内リモコンの電源異常

室内リモコンの電源に問題が発生した場合、日時情報が失われることがあります。配線の不具合や電源供給の一時的な途絶により発生する可能性があります。

エラーコードBF517の影響

ニチコン蓄電池でエラーコードBF517が表示されている状態では、以下のような影響が発生します:

充放電時間帯制御の不具合

日時情報が失われているため、設定した充放電時間帯での制御が正常に機能しません。例えば、売電モードで深夜1時から6時までを充電時間帯に設定していても、システムが現在の時刻を正しく認識できないため、想定通りの動作が行われません。

ニチコンの蓄電システムでは、グリーンモードや売電モードなど、運転モードごとに細かく充放電時間を設定できますが、これらの制御はすべて正確な日時情報に依存しています。

電気料金への影響

日時設定が不正確なまま運転を続けると、割安な深夜電力時間帯に充電できず、割高な時間帯に充電してしまう可能性があります。これにより、電気料金が予想以上に高くなる恐れがあります。

グラフ表示の不具合

室内リモコンの発電・売買電グラフや蓄電池充放電グラフの日時表示が不正確になります。

エラーコードBF517の解決方法

ニチコン蓄電池でエラーコードBF517が表示された場合、以下の手順で解決してください:

ステップ1:エラーコード画面を閉じる

室内リモコンに表示されているエラーコードBF517の画面で、「非表示」ボタンをタッチします。これによりエラーコード画面が閉じ、ホーム画面に戻ります。

ステップ2:各種設定画面を開く

ホーム画面で「家アイコン」をタッチします。すると「各種設定/グラフ」画面に切り替わります。

ステップ3:日時設定画面を開く

「各種設定/グラフ」画面で「日時」ボタンをタッチします。「現在日時」設定画面が表示されます。

ステップ4:正確な日時を入力

現在の日時を正確に入力します。ニチコンの室内リモコンでは、以下の形式で日時を入力します:

入力形式

  • 年:4桁(例:2026)
  • 月:2桁(例:02)
  • 日:2桁(例:08)
  • 時:2桁(例:14)
  • 分:2桁(例:30)

入力方法 数字キーをタッチして日時を入力します。←/→ボタンでカーソルを移動できます。入力を間違えた場合は、カーソルがある位置で「消去」ボタンをタッチして修正できます。

ステップ5:設定を確定

正確な日時を入力したら、「決定」ボタンをタッチします。確認画面が表示されるので、入力した日時が正しいことを確認してから「確定」ボタンをタッチします。これでエラーコードBF517は解消され、ニチコンの蓄電システムは正常な時間帯制御を再開します。

ステップ6:動作確認

日時設定完了後、以下の点を確認してください:

  • ホーム画面の日時表示が正しいか
  • 設定した運転モードで動作しているか
  • 充放電が適切な時間帯で行われているか

エラーコードBF517の再発防止

ニチコン蓄電池でエラーコードBF517の再発を防ぐため、以下の対策を講じてください:

ネットワーク接続の活用

ニチコンの蓄電システムをインターネットに接続している場合、毎日夜間に自動的に日時が更新されます。これにより、停電後も正確な時刻が維持され、エラーコードBF517の発生を防ぐことができます。

ネットワーク接続のメリット

  • 自動的な日時同期(NTPサーバーとの同期)
  • 日時のずれによる誤動作の防止
  • ソフトウェアの自動更新
  • 見守りサービスの利用

ネットワーク接続していない場合は、定期的に日時設定を確認し、ずれがあれば修正することをお勧めします。

定期的な日時確認

ネットワーク接続していない環境では、長期使用により日時が徐々にずれることがあります。月に1回程度、室内リモコンの日時表示を確認し、必要に応じて修正してください。

停電対策

停電が頻繁に発生する地域では、蓄電池放電下限値の見直しを検討してください。非常時安心設定を適切に設定することで、停電時でも室内リモコンに必要な電力を供給し続けることができます。

出力制御対象の場合の注意

ニチコン蓄電池が電力会社の出力制御対象となっている場合、日時設定の変更ができない仕様になっています。これは、正確な時刻情報に基づいて出力制御を行う必要があるためです。

出力制御対象の場合でエラーコードBF517が表示された際は、お買い上げの販売会社またはニチコンのサービスセンター(03-5212-9211)に連絡してください。専門の技術者が適切に対応します。

まとめ

ニチコン蓄電池のエラーコードBF517は、日時設定がクリアされたことを示す警告です。エラーコードが表示されたら、速やかに正確な日時を再設定してください。ネットワーク接続により自動的な日時同期を行うことで、このエラーコードの再発を効果的に防ぐことができます。適切な設定管理により、ニチコンの蓄電システムを最大限に活用しましょう。

※太陽光や蓄電池に関して、セットではなく単独での工事も可能でございますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。

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